他人の目が気になる……
そんなことを考えながら毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。私自身他人の目が気になって仕方のない性格だったのですが、その愚かさに気づいて気にしないようになりました。
この記事では、他人の目を気にするデメリットを私の経験を踏まえて紹介しつつ、他人の目を気にしない方法を考えます。私と同じ境遇の大学生だったら、今すぐ人の目を気にしない習慣をつけてほしいと思います。
他人の目を気にするデメリット
では、他人の目を気にするデメリットは何なのでしょうか。
この記事を読んでいる方は、他人の目を気にすることに問題意識を持っている方が多いと思います。ぜひ、あなたの生活を振り返りながら、どんなデメリットがあるのか考えてみてください。
他人の目を気にするデメリット
・自分の本当にやりたいことができない
・自分のやりたいことに集中できない
・「楽しむ」よりも「気になる」
・他人の人生を生きてしまう
・信頼を得にくくなる
・ストレスがたまる
・自己肯定感が下がる
自分の本当にやりたいことができない
何か自分のやりたいことがある。
そんな思いを持っていても、他人の目が気になってできないことも。
他人の目を気にしてしまうと、自分が本当にやりたいと思っていることができません。
そんなことばかり考えていると、きっと後悔するはずです。自分のやりたいことに行動が起こせないときは、「他人の目を気にする心」がネックになっていることがあるのです。
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自分のやりたいことに集中できない
他人の目が気になる気持ちを抑えて、何か自分の本当にやりたことを始めたとしましょう。
でも、他人の目を気にしながらで、集中できるのでしょうか。
周りが笑っていそう、変な目で見ていそう。そんなことを考えながら行動していたら中途半端になってしまいます。
勇気を振り絞って行動したとしても、他人の目を気にするこことがあると集中できません。
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「楽しむ」よりも「気になる」
集中できないことに関連して、他人の目を気にしていると何かに「楽しむ」ことよりも「気になる」気持ちの方が先行してしまいます。
自分は何かに打ち込んでいて、もっと楽しみたい、という気持ちがある。
それでも、他人の目を気にする気持ちがあるとどうでしょうか。
みたいな心理に陥ってしまうことも考えられます。
他人の人生を生きてしまう
他人の目を気にしている人生って、あなたの人生ですか。
「私ってほかの人の目を意識して、誰が見ても気持ちがいい自分だ」と思えるのであれば、問題ありません。
しかし、他人の目を気にする人の多くは、そんな自分を変えたいと思っている人が大半のはず。きっと、もっと自分らしい自分がいると思っているはずです。
他人の目を気にしている間は、ひょっとしたら自分の人生ではなく、他人の人生を生きているのかもしれません。
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信頼を得にくくなる
他人の目を気にすること。よく言えば協調性があり、空気を読み、親しみやすい人といえるかもしれません。
しかし、裏を返せば自分の意見や芯を持っていないように見えてしまいます。
社会では自分の意見をはっきりと言わなければならない場面がでてきます。そんなときに、「人の目を気にした意見」ばかりを話していてはどうでしょうか。
ひょっとしたら「この人は自分の考えをもっていない」と思われてしまうかもしれません。それが、あなたの信頼につながることもあります。
常に自分を前面に押し出すことが必ずしも善ではありませんが、他人の目をある程度気にしない心も必要なはずです。
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ストレスがたまる
この記事を読んでいるあなたも、他人の目を気にして、ストレスを抱えている方が多いのではないでしょうか。
「自分は○○がしないのに、気になってできない」そんな思い通りにできないときには、相当なストレスがかかっているはずです。
反対に、他人の目を気にせず、思い通りに行動できていたら、ストレスは相当に軽減されるはずです。
自己肯定感が下がる
他人の目を気にしている人は、自己肯定感が低い人が多いです。
その理由は、他人の目を気にしながら、自分と他人を無意識のうちに比べているからです。他人の目を気にして悩んでいるのであれば、今の自分に満足していないはず。だから自分を誇りに思う気持ち、自己肯定感が下がってしまうのです。
もし、あなたがこの世界で一人で暮らしているのであれば、誰とも比べることができないため自分のことをすごいとも劣っているとも思わないはずです。
他人の目を気にするのが、自己肯定感の低下にもつながりうるのは、無意識に自分と他人を比較して落ち込んでしまうからです。
他人の目を気にしていた私の話
ここまで紹介した他人の目を気にするデメリットを心にとめてもらいながら、私の経験を簡単に紹介します。
私も2年ほど前までは他人の目を気にしてばかりで満足のいかない生活を送っていました。
大学で友だちをたくさん作った……が
大学に入ってからは私は友だちをたくさん作りました。
もともとコミュ力はほどほどに高い方だったので、誰とでもすぐに仲良くなれて友だちになれるタイプでした。入学してすぐにしゃべったり、一緒にご飯を食べた人数は、50人は余裕で越えていたと思います。
だから、大学の中で行動するとき、授業を受けるとき、昼ご飯を食べるときなど、誰かと一緒のことが多かったです。もちろん、常に誰かと一緒ということはなく、一人で行動したり、一人で昼ご飯を食べることもありました。
そのときは特に他人の目を気にしたり、劣等感を感じることはなかったのです。しかし、たくさん作った友だちと少しずつ疎遠になることがあったのです。
友だちと疎遠になり、単独行動が増える
私の場合は、赤の他人の目が気になるというよりも、知り合いの目が気になる人間でした。
入学当初に作った友だちと少しずつ疎遠になったからです。疎遠になってしまったのは、私と友だちとの価値観の相違でした。私は大学生でもまじめに勉強したい! つまらない授業ともサヨナラする方法でも紹介しているとおり、割とまじめな学生です。
しかし、私の仲良くなった友だちは、そこまで勉強に対して熱心な人はいなかったのです。もちろん、世間一般にはそのような人たちが大半で、私の方が異端であることはわかっていました。
それでも、勉強をいい加減にする生活が何となく受け入れられなかったのです。そのため、私はそのような友だちとは少しずつ距離を置き始め、単独行動をするようになりました。
浮いてる自分。見られている自分。
そのころからです。
周りには「仲良くなった人」がいるのに、そこまで話さない。大学内ではどこでも出会う可能性がある。もし顔を見られると、自分のことを噂されているような気がする。そんなことを考えるようになりました。
そこで、一人で学食に行くときは人が多い時間をさけました。もし、食堂内で見知った人を見かけたらときには外に出て、しばらく時間をつぶしてから食道に再度入るようにもなりました。
きっと、周りの人からは私は「何かよくわからないやつ」「変な人」みたいなイメージをもっている。そんなことを考えながら浮いている自分、見られている自分を意識するようになってしまいました。
自分に自信がなくなる
そんな他人の目を気にしたコソコソした自分を演じていると、自分に自信がなくなってきます。
何をしていても他人の目が気になって集中できない、楽しくない、ストレスがたまる。そんなことの繰り返しで、自分が小さい人間で、毎日がつまらなくて、でも何も変えられなくて。
どうしようもありませんでした。
私の他人の目を気にしていたときの経験は以上です。「大学に行きたくない」|病んで引きこもったときの私の経験を語るではさらに詳しく、生々しく語っているので、気になる方はぜひご覧ください。
リアルに語ります。
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他人の目を気にしない方法
そんな他人の目を気にしていた私も、少しずつ他人の目を気にせず毎日が楽しくなりました。
その詳しい課程はネガティブだった私がポジティブ・アクティブに! 「病んだ自分」から復活した話でも紹介していますが、今回は「他人の目を気にしない方法」も特化して紹介します。
他人の目を気にしない方法
・自分が死ぬときを想像する
・本を読んでヒントを見つける
・「変な人でいい」マインドを持つ
・気になることを紙に書き出す
・本当に気が合う人を見つける
・まずは「自分」、次に「他人」
自分が死ぬときを想像する
最初にこれを書くのも変かもしれませんが、それくらい私の価値観を変えた考え方でした。こちらの本をご存じでしょうか。
「自分がこの世を去るときに何を思うか」に焦点をあてて書かれた本で、じっくり読むと心が痛くなります。
この本で直接的に他人の目を気にしないことについて言及されているわけではありません。しかし、いざ自分が死ぬことを考えると、他人の目を気にしていたことがどうしようもない後悔となっておそってくるはずです。
もっと自由に生きるためにはどうするか。それを考えたときに他人の目を気にすることがどれほどつまらないことかが自覚できます。
本はあなたの価値観を変えてくれる、一番身近なメディアです。
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本を読んでヒントを見つける
関連して、自分が納得できる考え方に出会うためには徹底的に本を読むことをおすすめします。
本はもっとも簡単にあなたの価値観を変えてくれるメディアです。先ほど紹介した
こちらの本をはじめ、
このような本など考え方が変わる、心が楽になる本はいくつも読みました。他人の目を気にしない以外にも、本は今後のあなたへの投資になります。ぜひ、本をよむことから始めてみましょう。
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「変な人でいい」マインドを持つ
かつては「いい人」ぶっていた私も、今では「変な人」であることに誇りを持っています。
他人の目を気にしないようにしたい人は、良かれ悪かれ「他の人とはちょっと違う人」が多いはずです。
だったら、もう開き直って「変な人でいい」と思ってしまいましょう。そうすると、今まで他人の目を気にしていたのがバカバカしく感じられてくるはずです。
もちろん、他人に迷惑をかけるのは問題ですが、そうでない限りは「変な人」を思い切って演じてみましょう。
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気になることを紙に書き出す
他人の目が気になる人は、一度自分の気持ちを整理してみると効果的です。
紙に、誰のどんな視線が、いつ、どんな状況で、どうして気になるのかを書き出してみましょう。何となくモヤモヤしていた悩みの打開策が少し見えてくるかもしれません。
抽象的な悩みやアイデアほど、思い浮かんだことを紙に整理します。すると、まとまっていなかったことが可視化されます。
ときには、自分で思っていたよりも悩みが小さいこともありますし、そもそも悩みがなかったときづくこともあります。ぜひ一度紙が尽きるくらい書き殴って、あなたの思いを整理してみてください。
本当に気が合う人を見つける
他人の目が気になる人こそ、新しい人との出会いを大切にしてほしいです。
あなたの価値観を受け入れてくれたり、価値観を変えてくれたり、総じてよい影響を与えます。
その相手は、あなたのあこがれの人になるかもしれませんし、障害のパートナーかもしれません。現状を打開すべく、環境や出会う人を思いきって変えてみると、毎日が楽しくなるはずです。
おすすめはTwitterをビジネスアカウントのように使うことです。単なる趣味アカではなく、人との出会いや自分磨きのためにTwitterを使って、人脈を広げてみましょう。
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まずは「自分」、次に「他人」
他人の目が気になるあなたは、きっと優しい人ではないでしょうか。
周りの人を気遣えるのはすてきなことですし、誰からも求められることです。しかし、過敏になりすぎてしまう弊害もあります。
他人に直接的な迷惑をかけないことが第一ですが、そんな人は「まずは自分、次に他人」と考えるようにしてみましょう。私自身、他人に気を遣いすぎる性格だったので、この考え方を意識するようになってからは少しだけ楽になりました。
単純なことですが、自分の人生を生きるためには、ぜひ意識したい考えです。
他人の目を気にしない生き方をしよう
他人の目が気になる人にとって、それを変えるのは簡単ではありません。
私も苦労の末に、ふっきれて他人の目を気にしないようになりました。だから、今は自分の人生を楽しく生きている自信があり、自分がこれからしたいことも明確です。
少しでも今のあなたがピンと来た考え方を取り入れて、理想の自分を目指してみてください。