人脈を広げたい大学生が持っておくべきもの、それが名刺です。
以前、【大学生の人脈の広げ方】メリットや方法、広げる場所も紹介では大学生の人脈の広げ方をご紹介しました。学生や社会人と出会う中で、ぜひ持っておきたいのが名刺です。
そこで、今回は大学生が名刺を作るメリットと格安で名刺を作る方法を紹介します。
大学生が名刺を作るメリット
名刺は社会人が挨拶をするときにビジネスの場で使うもの、と考える人が多いかもしれません。
しかし、私は大学生であっても名刺は持っておくべきだと思っています。まずは、大学生が名刺を持つべき理由やメリットを考えてみましょう。
出会いがその場限りにならない
大学生が【大学生の人脈の広げ方】メリットや方法、広げる場所も紹介で紹介する方法で人に出会ったとします。
しかし、人に会ってもその場限りの関係で、その後とくに交流がなかったら非常にもったいないです。
多くの社会人は名刺を持っています。大学生も名刺を交換することで、相手に名前や連絡先を伝えられ、今後の関係性構築がスムーズになります。
人と出会ったらそれを利用することが大切です。今後のあなたの人生に活かすためにも、名前や連絡先を伝えましょう。
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名刺を差し出すと名刺をもらえる
社会人をはじめ、新しい人と挨拶をする場合は自分から名刺を差し出すようにしましょう。
自分から名刺を差し出せば、相手は必ず名刺を返してくれます。
名刺を交換しなければその場限りの関係性で終わってしまうものが、こちらから名刺を差し出すと今後も関係性が続く可能性があります。
新しい人と出会う場所で貪欲に人脈を広げるためにも名刺を持って、積極的に連絡先を手に入れましょう。
その1歩がすべてを変える。
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しっかりしている大学生に思われる
名刺を持っている大学生が少ないのは事実。
だからこそ、社会人と交流のある場で名刺を持っていると、相手に「しっかりしている大学生」の印象を与えます。
社会人との交流の場は、将来の進路にも関係する可能性があります。そこで、何か目的意識を持っていることをアピールできると、大学生の中でも一歩飛び抜けることができます。
大学生が名刺を作るとき気をつけること
では、大学生が実際に名刺を作るときには、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。意識したいポイントは次の3つです。
名刺は2種類用意する
大学生にかかわらず、名刺はシンプルなオフィシャル用と個性を押し出したオリジナル版の2種類を用意するのがおすすめです。
まずは、オフィシャル用で自分の基本情報を提示し、場合によって自分の強みをアピールするためです。
オフィシャル用には大学名や名前、連絡先などの必要最低限の情報で、色を使わずに無地のシンプルなものを使います。
そして、オリジナル版には自分の資格や強み、アピールポイントをつめこんで、相手に強く印象に残るようにします。場合によって2つの名刺を使い分け、自分を上手にアピールしましょう。
10冊の自己啓発本のポイントをすべてまとめました。
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名前・電話番号・メールアドレスは最低限記入
どの名刺を作る場合であっても名前、電話番号、メールアドレスは必須です。
その他所属(○○大学)や資格、特技などは状況に応じて使い分けます。
裏面には英語を印刷
いまやグローバルの世の中です。表面には日本語のプロフィールを、裏面には英語のプロフィールを記入します。
大学生が持つべき二種類の名刺で書き分けること
前項目で名刺は2種類用意するとよいとお伝えしました。
では、オフィシャル用名刺とオリジナル名刺にそれぞれどんなことを書くべきか、考えてみましょう。
オフィシャル用名刺に書くべきこととデザイン
オフィシャル用名刺に書くべきことは次の通りです。
◎オフィシャル用名刺に書くべきこと
・大学名と学部
・その他所属している組織
・名前
・電話番号
・メールアドレス
大学名と学部
基本的には大学生として名刺を交換することになるので、メインの所属先となる大学名と学部は必須です。○○大学○○学部などと書けば問題ありません。
その他所属している組織(必須)
そのほか、所属している組織があればその組織や役職を書いてもよいでしょう。バイト先は不要です。
名前(必須)
名刺なので名前は必須です。読み方が特殊な場合はふりがなもつけましょう。
電話番号(必須)
基本的には自分の携帯番号を記入します。研究室などの電話がある場合は別途表記します。
メールアドレス(必須)
普段使うメールアドレスを記入します。
ポイントはお葬式でその名刺を渡しても不快に思われることなく、受け取ってもらえるかです。
とにかくニュートラルに自分のプロフィールを伝えられるようにします。
関連して、デザインもなるべく簡素にします。色は使わず、白い用紙にこれらの情報を淡々と書けば問題ありません。
オリジナル名刺に書くべきこととデザイン
次に、自分をアピールするオリジナル名刺に書くべきことを紹介します。
◎オリジナル名刺に書くべきこと
大学名と学部・その他所属している組織名前・電話番号・メールアドレスに加えて、
・取得した資格
・自分の肩書き
・ロゴマークやアイコン
・TwitterやFacebookなどの連絡先
・力を入れていること
取得した資格
何か資格は持っているでしょうか。基準は就活を受けたとして、それをアピールするかどうかです。相手が興味を示しそうな資格であれば、積極的に書いてみましょう。
自分の肩書き
何でもいいです。自分を表すような肩書きがあれば、オリジナルで作成します。私の場合は「レポートブロガー」と書いています。
ロゴマークやアイコン
Twitterなどで使っている自分を象徴するロゴマークやアイコンを持っている場合は積極的に使ってみましょう。文字ばかりの名刺ではなく、何かアイコンがあると見た目が華やかになり、印象にも残りやすくなります。
TwitterやFacebookなどの連絡先
大学生がTwitterをはじめるメリット|ビジネス・情報発信に使おう!でも紹介したように、TwitterなどのSNSは今や立派なビジネスツールです。場合によってはメールよりも気軽に連絡が取り合えるので、持っている場合はぜひ記入しましょう。
力を入れていること
名刺は自分のアピールする場です。何か自分のPRポイントがあれば、簡潔に、印象に残りやすい文章を添えてみましょう。
こちらは、あなたを最大限にPRする場です。
名刺を渡すべき状況を考えた上で、これらの情報を盛り込みましょう。デザインをするときはできるだけ華やかに、個人をアピールできるようなものにするのがおすすめです。
私は自分でデザインしましたが、黄色やベージュなどを使い、アイコンものせて華やかに仕上げました。
大学生が名刺をつくる方法
それでは、どのように名刺を作ればよいのでしょうか。おすすめの方法を紹介します。
大学生協に問い合わせる(オフィシャル用名刺)
◎完成までの流れ
各大学生協のHPを検索
↓
テンプレートを選んで名刺作成を依頼
↓
サンプルの校正
↓
支払いと受け取り
大学生協では主に教授や大学院生を対象に大学公式の名刺を作ってくれます。
テンプレなども豊富で、必要な情報を伝えればすぐに作ってくれます。値段は安ければ1500円程度、高くても3000円程度です。
大学公認のものを作りたい場合は、多少高くても生協を通してオフィシャル用名刺を作りましょう。私は大学生協を通してオフィシャル用名刺をつくりました。
自分でデザインする(オフィシャル・オリジナル)
オリジナルの名刺を作ってみたい場合は、自分でデザインしてみるとよいでしょう。
Canvaを使えば、無料でだれでも簡単にデザインができます。いろいろな素材を組み合わせて、illustratorよりも直感的に操作ができるので、初心者でも簡単です。
オフィシャル用のシンプルな名刺については、白地に名前などを機械的に書くだけでできあがります。完成したデザインはPuri!!!などに入稿すれば、880円と格安で仕上げてくれます。
私はオリジナルの名刺を自分でデザインし、Puriiiに入稿して作成しました。
名刺のデザイン会社にデザインしてもらう(オリジナル)
◎完成までの流れ
ラクスルなどでテンプレートを選ぶ
↓
サンプルの校正
↓
自宅に名刺が届く
上記のものに比べて値段はかかりますが、名刺を作っている会社では豊富なテンプレートを用意しているところも多くあります。
気に入ったテンプレートを選んで、必要事項を申請すれば、簡単にハイクオリティな名刺が作れます。ただし、その分お値段もお高め。印刷代込みで5000円程度になるところも多いようです。
ココナラで依頼する
◎完成までの流れ
ココナラ(無料)に登録する
↓
好みのクリエイターさんを見つけてデザインを依頼
↓
Puri!!!にデータを入稿
↓
自宅に名刺が届く
スキルマーケットココナラではデザインのプロたちが名刺をデザインしてくれます。
値段もクオリティもピンキリです。基本的にはココナラで作成してもらったデザインをPuriiiなどの印刷業者に入稿して作成します。
ココナラで依頼する最大のメリットは、誰ともかぶらない、世界に1つだけのあなたの名刺ができること。デザイン初心者であっても、希望を伝えるだけですてきなデザインを作ってくれます。
完成した名刺はPuri!!!などを通して印刷してもらいましょう。
大学生用の名刺を作って人脈を広げよう
名刺をもっていると、交流関係が広がります。
「名刺はビジネスパーソンが持つもの」と思う人も多かったかもしれませんが、決してそうではありません。大学生でも、人脈を広げるためにぜひ自分用の名刺を作成してみましょう。