大学生活レポート第2弾!
以前 「私、阪大生になりました!」 【大学生活レポート4月by いちご】 を執筆いただいたいちご さんに記事を書いていただきました。
今回はいちご さんの大学生活レポート5月編です。
それではお楽しみください!
皆さん、こんにちは! いちごです。
4月編に引き続き、私の阪大での生活を紹介していきます。
それでは、大学生活レポート5月編、はじまりはじまり!
5月の私
いきなりですが、クイズです。私は今どこにいるでしょうか?
正解は、課題の山の下でした!
大学でも宿題が出ます。(コロナの影響で、今年は特別分量が多かったようですが。)
宿題は大抵レポート形式で、内容は授業によって様々です。
講義を受けての考察を書いたり、少しヘビーなものだと、自分でテーマを決めて調べものをしてから文章を書いたりします。
つまり、集中して取り組まないと、書けない進まない終わらない。
中学生高校生の皆さん、みなさんの宿題は、まだ全然かわいいものなんですよ…
ただ、学校の勉強や受験勉強で培った早く読む力・論理的に書く力はレポートを書くときに役立っているな、と感じます。
皆さんも今している勉強が、テスト以外で役に立つときが必ず来ると信じて頑張ってください!
他学部生と一緒に受ける授業
前回の大学生活レポート「私、阪大生になりました!」でも触れましたが、大学には選択科目があり、授業一覧から好きなものを選びます。
授業一覧は全学部共通なので、他の学部の人と一緒に受けられるんです。
今回は私が選んだ授業のうちの一つを紹介します。
内容は生命科学について。
授業の前半では先生の講義を聞き、後半では講義内容について議論します。
今年はコロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン上の掲示板に書き込む形で議論が進められました。
印象深いのは、初回の授業です。
「『生命』と聞いて思いつく言葉を10個並べなさい」というお題で、受講生全員が各自で掲示板に書き込みました。
受講生の投稿を見てみると……
聞いたこともない生物種名ばかりの人
社会問題となっている生命倫理についての言葉ばかりの人
魂や炎など、生命を抽象化した言葉ばかりの人
オンラインでの授業なので顔は見えないのですが、書き込みの内容で大体何学部かわかり面白かったです。
「確かにそういう考え方もありだな!」という発見が多くて、自分の視野が広がるのを実感しました。
こうして他学部の人と一緒に授業が受けられるのは、総合大学の醍醐味だと思います。
英語専攻の授業
ここからは、外国語学部英語専攻の授業に焦点を当ててお話しします。
4月編でもちらっとお伝えしましたが、今回はもう少し掘り下げていきます。
5月時点の英語専攻の授業は、5つのうち2つがZoomを用いたものでした。
どちらも担当はネイティブの先生で、”The New York Times”など本場の新聞記事を読み、その内容についてディスカッションを行う授業です。
二つの授業のうち一つは、クラスの担当者が週単位で決まり、その人が新聞記事を持ってきてディスカッションの司会を務めます。
もう一つは、先生が提示してくださる記事を読んで、その内容をグループで話し合い、話し合ったことを5分程度でまとめ、プレゼンします。
ハードだ、と思う方もいるかもしれません。
確かに、英字新聞にはわからない単語もたくさん登場しますし、慣れないディスカッションやプレゼンは難しいです。
でも、私にとってこの2つの授業は「癒やし」でした。
というのも、クラスの雰囲気がすごく優しいんです。
英語専攻は約20人ずつの3つのクラスに分かれ、クラス単位で専攻語の授業を受けます。
クラスのメンバーは、ディスカッションの発言中に言葉に詰まっても、うなずいて待っててくれますし、単語が思い出せないときは、優しく教えてくれます。
入学前は同じ専攻の生徒同士でライバル視しあっていたらどうしよう、と不安でしたが、英語が好きでもっと学びたいという気持ちが同じだからこそ、支えあっている感じがして、今となってはとても居心地がいいです。
「でも…」
授業にもだんだん慣れてきた5月のある日、私は思いました。
「クラスメイトと日本語で話したことがない!!!」
そうなんです。クラスメイトとは、これまで何度もZoomで顔を合わせて話してきましたが、使っている言語はすべて英語。
しかも、授業外で話せる機会がないので、英語でのディスカッション以外で話したことがなかったんです。
このクラスは今後どうなっていくのか!? 6月編に続きます。
いちご さんの5月の大学生活の様子お楽しみいただけたでしょうか。
いちご さんには続けて大学生活レポートの執筆をお願いしていますので、今後の記事にもご期待ください!
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