今回はコラボ記事です!
大阪大学外国語学部に合格された、もり さんに合格体験記を書いていただきました!
ありがとうございます! 今年合格された方の貴重な体験記、ぜひお役立てください!
こんにちは。今回合格体験記を書きました、もりです。
自分の体験が、少しでも皆さんの役に立てば嬉しいです。
(ネット記事なので、どうしても内容が制限されてしまう部分があり申し訳ないのですが、気になることがあれば個別に連絡してもらえるとより具体的に体験やらアドバイスやら話すことができると思います。)
基本情報
大阪大学外国語学部 現役合格
専攻:?
センター選択科目:日本史、地理、生物基礎、化学基礎
2次選択科目:数学
志望動機
まず、外国語学部を選んだ理由について。1番は、言語能力を磨きながら各方面の学びを深めていく、という学部方針に惹かれたことです。
大学生活を通して何か自分の武器になるものを作りたかったのですが、外国語学部に入れば専攻語を身につけつつ様々な分野の知識を得ることができる、と思いました。
また、受験勉強を通して英語の楽しさに気づいたことも要因のひとつかもしれないです。
次に、大阪大学を選んだ理由はずばり総合大学であることです。
文系理系問わず、様々な人に会えるのは強みだな、と思いました。
そして、外国語学部の中でも特に多くの言語を学ぶ環境が整っているところにも惹かれました。
色々な言語を学びたい! と思っている自分にとってはとても魅力的でした。
受験勉強について
はじめに、自分の勉強法が全ての人に合うわけではないこと、自分はセンター試験を受けたので共通テストの保証はできないこと、ご了承ください。
英語 センター: 筆記200 / リスニング 48
外国語学部志望だと、やはり1番力を入れるべき科目になると思います。
英語は、どれだけコツコツ学習できるか、そしてどれだけ早いうちに単語と文法を頭に入れられるか、が大事だと思います。
長文に関しては、高校で毎日英語の授業があり過去問を解いていました。
徐々に読むスピードが上がったり、入試によく出る単語もまとめることができたので、たくさん問題に触れたことは良かったと思います。
文法に関しては、高3までにnext stageで基礎固めをした後、夏休みに頻出英文法・語法1000を解きました。
頻出はとにかく解説が丁寧なので、文法知識があまりない人、英語が苦手な人にもおすすめです!
単語は、正直やるしかないと思います。自分も暗記作業が苦手だったのですが、電
車の中では必ず単語帳を開くと決めていました。
コツとしては、毎日新しい単語に手をつけるのではなく同じ単語を何度も繰り返し覚えていく方が、覚えるスピードも速く暗記が苦にならないです。
また、自分は英語に関して特にセンター対策はしませんでした。基本は二次対策で補えると思います。
数学 センター:ⅠA 57 / ⅡB78
嫌いではなかったのですが、数学はなかなか成績が伸びず、高3初期の頃から苦労し
ていました。
そして本番でも特に良い結果が出たわけではないので、おすすめの勉強法は
ありません…。
ただ、焦って難しい問題に取り組むよりもまずはチャートなど基本問題から頭に入れる方が、数学に対する苦手意識もなくなり良いと思います。
国語 センター:179
現代文は昔から好きだったので、特に対策という対策はしませんでした。
たくさん文章を読んで慣れること、問われていることは何か常に意識することが大事だと思います。
古文と漢文は春から通信型予備校に通って基礎固めをしました。
日本史地理 センター:97 / 90
夏休みが終わるまでに範囲を一通り終わらせて、その後は過去問を解き、その中で抜けた知識を頭に入れました。
単純に教科書を暗記するのでは飽きてしまうタイプだったので、問題を解きながら知識を入れるやり方は良かったです。
センターだけだったので、冬休みからはひたすら間違えたところをやり直しました。
日本史は、ノートまとめが好きではない人には新日本史ノートがおすすめです。
教科書の内容がまとめてあるので、使い方次第では記述問題にも対応できると思います。
地理は、『センター地理の点数が面白いほど取れる本』がおすすめです。
基礎知識はこれで十分カバーできると思います。
理科基礎 センター: 化学 42 / 生物 30
理科基礎も、学校の授業で基礎知識を入れつつ、過去問を解いていました。
冬休みからでも全然間に合うと思いますが、本番ではいつもより合計20点くらい下がったので、信憑性はないですね。ごめんなさい。
センター試験 計771/900
模試ではもっと取れていたので個人的には残念な結果となりましたが、外国語学部は
センターの点数がめっちゃ圧縮されるので、思うような結果にならなくてもそれほど気にしなくていいと思います。
実際、友人にセンター8割くらいで一橋に突っ込み見事合格した奴もいました。
大事なのは、センター後の二次の追い上げだと思います。
ここで失敗しても二次に時間をかけられるように、私大の過去問などは秋ぐらいからちょくちょくやっておくといいんじゃないかな、と思います。センター対策も兼ねて。
二次試験
点数が開示されていないのでなんとも言えないのですが、過去問を解いていると、年によって難易度にばらつきがある印象でした。
英語のリスニングや数学は、特に得点の振れ幅が凄かったので、ここを安定させることができればだいぶ合格に近づくと思います。
自分はかなり不安定だったので、夏までに、できれば高3までに、たくさん英語を聞いたりチャートをすすめたりしておくべきだったな、と感じます。
試験当日について
共通テスト
学校毎で会場が指定されていて、みんなで受けます。(他の学校の生徒もいます。)
だからそれほど緊張はしませんでした。休み時間が長いので、軽く友人と話したりおやつを食べたりしながら参考書を確認していました。
不安な分野を最終確認する程度の時間的余裕はあります。
そして、終わった科目の感想を話し合うことは絶対にしない方がいいです。
廊下で集まって手応えなど伝え合ってる人もいましたが、時間がもったいないし、当た
り前ですが各科目への力の入れ方や出来具合は人それぞれなので。
自分でできることに集中すると良いと思います。
1日目の答え合わせを当日の夜にすることもやめた方がいいです。して良かった、といっている人を自分は見たことがありません。
二次試験
豊中キャンパスで受けました。キャンパスの入り口から教室までは意外と距離があるので、余裕を持って行った方がいいです。自分は少し焦りました。
また、リスニングの音源はセンターと違い教室のスピーカー? で流されるので、音質が少し落ちると思います。
イヤホンで練習するのも良いですが、直で音を出して練習したら良かったかも、と今になって思います。
あと、問題配布と解答回収の時間がクソ長いです。残念ですが、どうしようもあ
りません。
合格した瞬間について
阪大以外の合否は出ていたので、発表日まではずっとダラけていました。
受験が終わったら数IIIとかやっちゃおっかな〜と思っていましたが笑えるくらい永遠に寝てました。
合格発表日の前日の夜は流石にそわそわして寝付けず、さらに朝6時くらいに起きてしまったので3〜4時間ほどスマホをいじっていました。
秒針を追いながら発表時間丁度にサイトを開き、合格と書いてあるのを見た時は本当に嬉しかったです。5回くらい確認しました。
他の学校に合格した時も喜んだのですが、実際阪大生になれると思うとやはり嬉しさはひとしおでした。
まあ試験後1回もキャンパスに足を踏み入れることはできていないですが…
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。受験期には、自分の成績が上がっ
ているのかわからない、この勉強法でいいのだろうか、などたくさん悩むと思います。
ただ、それはみんな同じことなんですよね。自分だけ焦っているんじゃないかと思いがちですが、受験後に友人と話をするとみんな、切羽詰まっていた、不安だった、と言っています。
だからあまり思い詰めず、みんな不安なんだよな〜ふーん、くらいの心持ちでいいと
思います。
辛くなったら、周りの人と愚痴を言い合ったり学校の先生や受験の先輩に相談したりしてストレスを溜め込みすぎないようにすれば、意外と受験勉強は楽しいです。
受験は団体戦とか言われると当時は自分も、いやいや個人戦でしょ、と思っていたのですが、今思うと友人と切磋琢磨したり先生に添削してもらったりと、周りの人ありきの受験だったと感じます。
結果がどうであれ、自分が納得することが1番です。
やりきったと言えるように、今を頑張ってください。応援しています。
もり さん貴重な体験記を本当にありがとうございました!
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