大学受験を考えている人の多くが予備校に通っているかと思います。
しかし、予備校に行くことが必ずしもプラスにはならないことも多いです。
実際に私も予備校に通うことなく志望校に合格しました。
そのなかでは以前 実は効率的!? 受験期の自宅学習のすすめ 音読もリスニングも効率的にできる! で紹介したような様々な工夫もありました。
そこで今回は予備校に行かないことのメリットを考えてみましょう。
予備校に行くことのデメリットはあげません。そんなことを書いたら消されそうなので……(笑)
予備校・塾に行かなかった理由
まずは私が受験生だったのにも関わらず、予備校に行かなかった理由をお伝えします。
決して経済的、環境的に厳しかったというわけではなく、あえて行かなかった理由がありました。
予備校・塾よりも高校の授業が充実していた
私はいわゆる進学校に通っていたので、ほとんどの人が大学に進学します。
そのため、授業もレベルが高く、授業の他にも課外授業が多くありました。
その中でもやはりクラスの3分の2ほどの人は予備校にも通っていましたが、私は高校の授業だけで十分だと考えていました。
予備校に行っていない代わりに授業の予習復習などは欠かさず行っていました。
学校の授業が悪い、教員が悪い、と感じている人もいたようでしたが、私にとっては必要十分な量でした。
家で温かいご飯をゆっくり食べたかった
私が予備校に行かなかった理由で、最も大きいものがコレです。
予備校に行っている友人はやはり夜の21時、22時ごろまで残って勉強している人が多いです。
私はそれには耐えられる気がしませんでした。
夜18時を過ぎた頃に学校を出て、家でゆっくり夜ご飯を食べて、家で勉強を再開、そんなしばられない、ゆったりとした環境が私には合っていました。
学校の授業だけで手一杯、ということもありましたが、それ以上に家で夜ご飯をゆっくり食べたかった、その一心で予備校に行きませんでした。
予備校・塾に行かないメリット
自分語りが終わったところで、本題である予備校に行かないメリットをお伝えします。
予備校に行こうか迷っている、という方がいらっしゃったら参考にしてください。
予備校・塾ではなく、家で濃い勉強ができる
予備校に行かない、となると、使える教材はかなり限られてきます。
以前 その勉強法で大丈夫? 繰り返しが大切か新しい問題を解くことが大切か 科目ごとに徹底解説 で何度も同じ事を繰り返す学習について紹介しました。
科目によりますが、やはり同じ教材を何度も繰り返して精度を上げていくことが求められます。
予備校では速いスピードで授業が進み、かなり多くの教材も使います。
もちろんそれらをすべて使いこなせれば問題はありませんが、そこに加えて学校の授業もあるため、なかなか大変です。
何か教材を決めて集中的に取り組みやすい、という点で予備校に行かないことはメリットになります。
サボり癖がなくなる
予備校に行かないとなると、その分学校の授業には集中しなければなりません。
予備校に行っていた人のなかには学校の授業中に予備校の課題をやって、、という人も多くいました。
もちろん勉強していることには変わりないのですが、「授業を真剣に受ける」という習慣がおろそかになりがちです。
反面予備校に行っていないと学校の授業くらいしか使えるものがありません。
与えられたものを最大限生かす、という習慣がつきます。すると自然とサボり癖も抜けるのではないでしょうか。
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模試の復習も自分のペースでできる
学校で模試を行っているところは非常に多いです。
予備校に行っていると、予備校でも当然模試はあるので、短期間に何度も模試がある
、といった事になります。
するとどうでしょうか。
模試の復習をしない人は損してる!? 普通の勉強の何倍も実力のつく模試学習のすすめ でも紹介したとおり、最も実力が伸びる模試の復習がおろそかになりがちです。
先ほど濃い勉強ができる、とお伝えしましたが、これは模試の復習にも現れてきます。
学校で模試がない場合も予備校に通わなくても、模試は個人でいくらでも申し込むことができます。
模試を有効活用できるような勉強ができるのも、予備校に行かないメリットの一つです。
自分ですべてプランを組むことができる
人によってはデメリットにも鳴るかもしれませんが、自分ですべて勉強のプランを組むことができるという点も、予備校に行かない強みです。
自分が今何ができていないのかを自己分析し、間に合うように自分で選択して勉強のプランを組みます。
私は普段は家で勉強する人間だったので、休みの日はしっかり計画表を立てて勉強していました。
詳しくはこちらを参考にしてください。
自分が立てたプランを実行し、成績が上がるとそれが自信にもなります。
その分不安感や責任も多くなりますが、それを乗り越えてこその受験ではないでしょうか。
予備校・塾に行かない場合は自己管理能力が試される
予備校に行かないという選択は、いかにセルフマネジメントができるかにつながってきます。
しかしその分達成感も大きく、濃密な勉強ができることは間違いありません。
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