「夢を叶える」
口に出すのは簡単だけど、いざ自分の大きな夢を目の前にするとどうしたらよいのか分からないことは多くあるはずです。しかし、方法は分からなくても世の中には先人が残してくれた「夢を叶える方法」がたくさん紹介されています。
本でもインターネットの記事でもたくさんの方法が紹介されているのです。私自身も夢があります。だから、その手の本は大好きで、時間があるときにはいつも読んでいるのです。
さて、コロナウイルスの影響で自粛ムードが続く中、私が大学生の夏休みにしていたこと。それが読書でした。
外に出るのは難しい、それでも家で本を読むことならいくらでもできる。そんな思いから好きな「夢を叶える」系の本を中心にたくさんの本を読んでいました。たくさんの本を読んでいるといくつか共通項が見えてきます。それらを実践していけば、いくらでも夢を叶えられるのではないか、そう思うようになるのです。
というわけで夢を叶えるためにはどうするのか、たくさんの本で共通していたことをまとめていきます。
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夢を叶える方法の本に書かれる共通項
本によっては当然主張が異なるので、一つの記事の中で矛盾するものがあります。そこは取捨選択しなっがら試してみてください。
読んだ本は小出しにしながら紹介していきます。Kindle Unlimitedで読めるものも多いので、気になったものはぜひ読んでみてください。
こだわりを捨てて他人のやり方をまねしてみる
ここから私の書いた記事(いろいろな本の大事なポイントを切り貼りしただけですが)を読んでいくかと思いますが、これはできそうだ、これはやりたくないな、というものが出てくるかと思います。
ですが、何を思ってもまずは試してみる、まねしてみることが重要です。
どんな意見であっても賛成できるもの、できないものがあるのは当然のことです。そして、だれもがじぶんなりの「こだわり」を持っているものです。
しかし、その偏見やこだわりは夢を叶えるうえでは障壁になってしまうことが多いのす。
あなたは人から何かをすすめられて、最初は気に入らなかったけど使っているうちにいつの間にか気に入ってしまった、という経験はあるでしょうか。私の場合は電子書籍がその例です。最初は電子書籍には抵抗があり、紙の本にこだわっていましたが、いざ使ってみるとその快適さに驚いてしまいました。
このように、こだわりを持っているとあなたの可能性をつぶしてしまうことがあるのです。
本に書かれているということは発行するだけの価値をもってこの世にあるのです。まずは半信半疑でも試してみること。
そうすると思いの外うまくいくことがあります。自分に合わないとしても、「この方法は合わなかった」と割り切ってほかの方法を探せます。
学ぶは「まねぶ」とも言われ、まねることと同じ語源とされます。まずはこだわりをすてて他人をまねすることから今までになかったあなたの可能性が見えてくるのです。
夢を叶えたいなら最初に読みたい1冊はこちら! ほかの本との違いは夢を叶えるステップが具体的に書かれていて説得力があることです!
夢・やりたいことを紙に書く
ダントツと言っていいほど多かったのが「自分の夢・やりたいことを紙に書く」というものでした。
その理由は紙に書くことによって、脳にインプットされるから、現実味が増すから、自分の気持ちを整理できるから、というものが多くありました。
あなたにもなにかやってみたい夢があるはずです。やりたいことをただ頭の中で漠然と考えるのではなく、一度紙に書いてみましょう。(誰かに見つからなければ)ばれることもありませんし、素直な気持ちを神にかけるはずです。
紙に書いてからは、トイレなど目につくところに貼っておく、一日一回見て夢を叶えた自分をイメージする、ノートに書いて丁寧に保存する、など様々な方法がありました。
でも、とにかく紙に書くこと。たったこれだけのことが、多くの本で述べられる夢を叶えるための第一歩になるようです。
夢・やりたいことを人に宣言する
夢ややりたいことを紙に書くことのレベルアップとして人にそれを宣言することも多くありました。
紙に書くのももちろん大切ですが、自分の決意を人に宣言することで、より夢に向けて動き出そうとするようになるようです。
もちろん宣言したことがすべて受け入れるわけではなく、否定されることもあるでしょう。
これに対しては何を言われてもやり遂げる、その人を見返すつもりで頑張る、というものが多くありました。
人を見返してやりたい、という気持ちは夢を叶えるための大きな原動力となります。
また、人に宣言してしまったことで「あんなことを堂々と言ってしまった」という気持ちが芽生え、逃げられなくなります。相手の反応によって効果は異なりますが、いずれにしても夢ややりたいことを人に宣言することは非常に有効なようです。
「日本で一番読まれている自己啓発小説」ともいわれる名作です。テンポよく読めて実行もしやすいのではじめの1冊におすすめ。
期限を設定する
夢を叶えるうえで、その夢はいつまでに実現させたいのか、いつまでにしないといけないのかの期限を設定することも非常に多くの本に書かれています。
これは、夢を叶えるためには期限を設定すると次の2つの効果が得られるとされているからです。
・期限までに夢を叶えたい、という目標ができる
・夢を叶えるためにすべきタスクがわかる
学校で課題が出されたときには必ず期限があります。たいていの人は期限ぎりぎりにいそいで仕上げるのですが、これと同じ原理です。期限があると、目標ができます。
夢は課題と違い「叶えなくても特別困らないもの」なのです。困らないから、何もせずに人生を終えてしまう可能性があるのです。
だからこそ期限を設定して行動に起こしやすくするのです。そして、期限を設定すると夢を叶えるためには何をすべきか、具体的なタスクが見えてきます。それを順にこなしていくことで夢に近づけるということです。
簡単に叶えられそうなものは具体的な期限を決めてしまいます。
「10年以内に達成する」のように長期的なスパンで叶えたい夢についても必ず期限を設定します。そのうえでなるべくそのためのタスクを細かくわけていきましょう。
夢を追いかけるためには、期限を設定して自分を追い込んでいくことが必要なのです。
先ほど紹介したシリーズの最新刊。2・3と続けて読んでいくとより楽しめます。泣ける……!
「やりたくないこと」から「やりたいこと」を探す
やりたいことを叶えるための方法として「やりたくないこと」を排除していく、というものがあります。
「やりたくないこと」を明確にすると次の効果が得られます。
・夢を叶えるための課題に耐えられるか分かる
・「やりたくないこと」が伴う夢は本当に叶えたいものなのか判断できる
・「やりたくないこと」を避けて夢を叶えられる方法を探せる
あなたの「やりたくないこと」は何でしょうか。それを順に書き出してみましょう。
すると、自分が夢に向かって「どのように」行動を起こせるかが見えてくるはずです。夢を叶えるために楽しいことばかりではありません。
少なからずつらいこともあるはずです。そのつらいことにあなたは耐えられるでしょうか。
耐えられるかどうかを判断するために「やりたくないこと」を明確にしておくことが大切です。
また、あなたの夢は本当に叶えたいものなのでしょうか。いざ「やりたくない」課題があったとしても本当に叶えたいのでしょうか。ひょっとしたらもっと別の答えが見つけられるかもしれません。
そして、「やりたくないこと」を冷静に分析するとそれ以外の方法で夢に近づける方法が見つかるかもしれません。どうしてもやりたくない課題は別の方法でカバーする、ほかの人にやってもらう、など今までになかった選択肢を見つけられるのです。
「非常識」と書いてありますが、慣れてしまえばそうでもない。でも、なかなか最初の一歩を踏み出せない人にはいい刺激になるのではないでしょうか。
本を読む
私が読んだ本でも多く書かれていましたし、有名な経営者のスピーチ、実際に成功している人、さらに学校の先生まで多くの人が言うこと、それが本を読むことです。
身近な成功している人を思い浮かべてみると、本を読んでいる人が多いようにも感じます。学校に行っていなくても本を読んでいる人は多いのです。
単純で誰でも出来ることなのですが、本を読むことにはとてつもない力があるようです。では、なぜ本なのでしょうか。多かった理由は以下の通りです。
・ニュースやインターネットの記事よりも信頼性がある
・実際に何らかの功績をおさめた人が書いていることが多い
・著者が自分の人生の経験を詰め込んで書かれているので内容が濃い
本はマスメディアとは違いコストがかかります。そのため、あまりにもしょぼい内容では発行できません。だからこそ自然と信頼性が高く、マスメディアやインターネット記事よりも正確で有意義なことが書いてある傾向が高いのです。
本を書く人はその本のテーマについて何らかの功績を持っていることが多いです。また、自分の人生の経験を還元するため、後世に残すために書くので、自然と内容が濃くなります。そんな成功した先人たちの意見が本に書かれているのです。
あなたに合うか合わないかは別として、ある人の人生が1000円程度で売られているのです。図書館に行けばただで読めてしまいます。こんな人生の指針、使わない手はありませんよね。
「自己洗脳」をテーマに具体的に思考を変えるプロセスが分かりやすく示されています。自己啓発本に説得力がほしい方におすすめ。
環境を変える・環境をつくる
夢を叶えたいのであれば今あなたがいる環境を変える、あるいは新しく自分なりの環境をつくらなければならない。という考えも多くありました。
ここでいう環境は精神的なものと物理的なものの2つに分かれます。
例えば、今あなたがいる環境があなたの夢を否定する人ばかりの環境だとしましょう。
するとどうでしょうか。夢を叶えるために何をしても否定され、周りの人にとって都合のよい人間になってしまいます。
無根拠でも夢を応援してくれる人に囲まれると何でもできるような気になります。もちろん実際に行動することが前提条件ですが、それくらい周りの環境って大切なのです。
同じ理由で、物理的にも夢を叶えやすい環境を整えるとよいでしょう。例えば将来外国で働くために毎日英語を勉強をしたい、としましょう。
まずは英会話教室に通う、教材を買うことからはじめて、勉強の邪魔にならないようにテレビを片付ける、寝るとき以外はベッドに行かない習慣をつけるなどです。
自分の夢の達成のために必要な環境を自分で整えていくのです。方法はいくらでもあります。
こだわりを捨てて柔軟に環境を変えられれば、夢には一気に近づけるのです。
成功している人の習慣が分かる! でも、決して難しいことではないちょっとした習慣で天才は成り立っていることが分かります。
ポジティブな思考を持つ・考え方を変える
夢を叶える人がネガティブな思考をしていたら絶対に叶いません。多くの本がポジティブ思考をすすめています。
何か大きなことを成し遂げたいと思ったら、根拠がなくても絶対な自身を持つべきです。
いくつかの本で見かけたのが日常の様々な場面でポジティブな思考を持つ、というものです。言い換えれば「運がいい」と思う習慣を持つ、ともいえるでしょう。
ここでは、よく見かけた思考法を2つ紹介します。
・ネガティブなことをポジティブに考える
・「したい」、「なりたい」の思考をする
例えば、食べようと思っていたレストランが休みだったとしましょう。運が悪い、と思うのが普通かもしれません。
ですが、ここで「別の新しいレストランを探すチャンス」と前向きにとらえるとどうでしょうか。
慣れないうちはすべてのことをポジティブにとらえることは難しいと思います。でも、日頃からの小さな心がけで、自然と夢を叶えやすい思考を手に入れられるのです。
似たような考え方として、いろいろなタスクを「○○したい」「○○になりたい」とポジティブなとらえ方にすることがあります。
「英語の勉強をしなければならない」
↓
「海外での生活を楽しむために英語を勉強したい」
「今の体型のままはいや!」
↓
「ダイエットしてスリムな体を手に入れたい!」
こんな感じで、「うまくいっている状態」を言葉や思考に取り入れると成功する自分をイメージしやすくなります。
何事もポジティブな思考から。考え方を変えればおのずと行動も変わってきます。
「引き寄せの法則」について漫画で解説したもの活字が苦手な人はまず漫画から入ってみるのもありなのでは?
相手を喜ばせることを考える
この記事を読んでいる方の中に相手をだまして自分の夢を叶えようと思っている方がいないことを願いますが……。
どんな夢で会っても相手を喜ばせたい、という思いが根底にあると叶いやすくなる、という主張は多くありました。
今は思いつかなくても、どんな形でもいいので、その夢が誰かをどのように幸せにするのかをイメージしてみましょう。
例えば、
「独立して自分のお店を持ちたい」
↓
「独立して自分のお店を持って、お客さんに自分の料理を届けたい」
「○○さんと結婚したい」
↓
「○○さんと結婚して○○さんの心の支えになりたい」
こんな要領でどんなことでも「相手のため」という意識を持つようにしましょう。
仲のよい友だちの誕生日プレゼントを選ぶときって、受け取る相手のことを想像して選びますよね。そして渡したプレゼントを喜んでもらえるととても嬉しくなりますよね。
同じように、相手のことを思うか思わないかで、自分の夢を叶えるためのタスクに対する充実感が変わってきます。
どんなこじつけでもいいので、まずは自分の夢が誰かの役に立つことを考えてみましょう。
自己啓発というよりは経営にフォーカスが置かれています。でも内容は夢を叶えるために必要なノウハウが盛りだくさん!
周りの人と疎遠になる勇気を持つ・新しい人と出会える期待を持つ
自分の夢を追いかけ始めると少なからず人間関係が変わるでしょう。すると、今まで仲のよかった人とは疎遠になってしまうかもしれません。
とりわけ仲がよくてもあなたの夢に否定的な人とは疎遠になってしまう可能性が高い。
ときには家族かもしれませんし、尊敬していた先生かもしれませんし、あなたのかけがえのないパートナーかもしれません。彼らと折り合いをつけられればそれに超したことはありませんが、必ずしも受け入れられないこともあります。
そんなときに彼らと疎遠になる勇気を持てるかどうかで、あなたの夢が叶うかどうかは大きく変わってきます。
その代償として、あなたは新しい人と出会えることでしょう。夢を追いかけると多くの人とであうことになります。
その人がこれからのあなたの人生を変える「待ち人」かもしれませんし、ひょとしたら生涯よりそってくれるパートナーになるかもしれません。
疎遠になる勇気、出会える期待を持つことは多くの本の覚悟を促すパートでみられました。
「勇気」といえばこの一冊。アドラーはよく取り上げられるので、ぜひ読んでおきたい1冊です。
3週間・2ヶ月続けて習慣化させる
基本的に3週間あるいは2ヶ月あることを続けると、習慣化され、それをしなければ気持ち悪くなるとも言われます。
本によってまちまちだったので、より近い2つの日数をここではあげました。
さて、いざ夢を叶えようと行動をしてもそれが続かなければ意味がありません。やると決めた習慣を繰り返すことで自然と毎日のルーティンに組み込まれていくのです。
その行動が定着するのが3週間や2ヶ月と言われます。
どんなに疲れていても夜に歯磨きをせずに寝る人は少ないと思います。これは長い間習慣化されてきたからであり、「やらないと気持ち悪い状態」ができあがっているのです。
これと同じ要領で夢を叶えるために必要なタスクを習慣化させていきましょう。最初は本当に小さなことでもいいです。
筋トレを習慣化させたいのであれば、必ず毎日1回は腹筋をする。ブログで成果を上げたいのであればスマホを使って毎日100文字は必ず文章を書く。
などなど、どんなに小さなことでもいいので、まずは続けることを体に定着させましょう。最初から大変すぎるタスクをすると挫折してしまうだけです。
まずは習慣化させることから始めて、3週間あるいは2ヶ月続けてみましょう。
夢を叶えるための方法の基本はここから始まる
いずれも私がいくつかの本を読んできてよく見たものをまとめてみました。それだけに効果があるものだと思っています。
もちろん、ここで紹介した本を読むことも大切ですが、それ以上に行動することが大切です。
インプットだけでアウトプットをしなければ何も成長しません。もしあなたに叶えたい夢があるのであれば今すぐ行動を起こしてください。
今回紹介した本の多くはKindle Unlimitedで無料で読めるようになっています! ぜひご覧ください!
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