新しい参考書を買って気分新たに勉強スタート、と思ってもすぐにやる気がなくなってしまった、なんていう経験がある方もいるのではないでしょうか。
分厚い参考書を買うと、最初のページから始めたとき後ろにあるたくさんの残りページにうんざりする、そんな経験があるのではないでしょうか。
今まで 使い勝手抜群!! 自由帳学習を使った学習はメリットいっぱい おすすめの勉強法も紹介 のような一風変わった勉強法を紹介してきました。
今回は参考書を後ろから学習するのはどうか、考えてみましょう。
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最初のページから勉強を進めていくときによくあること
普通は参考書の最初のページから勉強を始めて……
編集者の言葉や前書きを読む
最初は気分よく勉強を始める
数時間して残りのページの量に絶望する
そのまま放置……
こんな経験がある方もいるのではないでしょうか。
メルカリなんかで出品しても割と高値で売れそうな状態のいい参考書です。
基本的には参考書は最初のページから進めていくものですが、残念ながらこのような事態も起こりえます。
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参考書を後ろから進めていくメリット
参考書を後ろから進めていく、ということはなんだか王道から外れたちょっと変わった勉強法に思われます。
私は受験生の時も後ろから進めていく、ということをしていたのですが、そのメリットは何なのでしょうか。
参考書をやりこむ癖をつけやすい
最初から丁寧に進めていくと、自分が簡単にできる問題も丁寧に丁寧に時間をかけて解いてしまうからです。
ちょっと休憩、とやらなくてもいいレベルの問題を解いたことに満足し、やらなければならない残りの膨大なページ数を見て(以下略)
参考書をやり切る、ということは相当根気が必要なことです。
特に最初のうちはあまりきっちり仕上げすぎない、という癖をつけることが重要になってきます。
その助けになるのが後ろから参考書を進めていく、という独特の勉強の仕方なのです。
最初から「前から進めていく完璧なやり方」を放棄することができるので、あとになってもスムーズに勉強が進みやすくなります。
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手薄になりがちな部分を勉強できる
多くの参考書は学校で使う教科書の順番に解説や問題が掲載されています。
そのため、参考書の最初の方は十分に理解できている可能性が高いのです。
分からないところを理解するために参考書を使うので、当然わからない部分から勉強すべきです。
そして、その分からない部分が多く出てくるのが参考書の後ろの方なのです。
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後ろのページから勉強をする、とは
後ろのページから勉強を進めていくのは、参考書を始めたときにおきる絶望感を感じないようにするためです。
やり方はいたってシンプル。冒頭にある前書きや筆者の言葉は読まずに、まずは一番後ろにある(あればですが)終わりの言葉、あとがきなどを読みます。
そうして、自分が一通りこの参考書を終えたときにはどうなっているかをイメージし、気分を高めましょう。
そしてあとはうしろからうしろから勉強を進めていけばよいのです。
後ろから勉強して効果的なもの
後ろから勉強して効果的なものには何があるのでしょうか。
場合によっては前から順番に勉強していかないと意味がない、という参考書もあるので、注意しましょう。
単語帳(難易度順や出題順ではないもの)
単語帳は後ろから勉強していく参考書の王道ともいえるものです。
特に難易度や出題頻度で分類されていない場合は後ろから進めていくのに効果的です。
基本的に参考書は一度目を通しただけで学習が終わるようなものではありません。
最初のうちは多少質を落としても早く一周して、自分が使いこなせる単語帳にすることが大切です。
サクサクっと後ろからページを進めていきましょう。
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分野ごとに分かれている問題集
数学や理科の科目は分野ごとに問題が分かれているものが多くあります。
もちろん既習範囲でなければ無理して後ろから勉強する必要はありませんが、自分ができる範囲のものはなるべく後ろから進めていきましょう。
日本史や世界史などの歴史科目も独学する場合は思い切って現代史など後ろの方から勉強するのもおすすめです。
独立している場合が多いので、残りページに絶望する前にある程度の範囲を終えることができます。
自分がやりこめる参考書にすること
参考書で勉強するときに一番重要なのは何度も繰り返し勉強し、しばらくしたときに、役立つ参考書だった、と思えるような勉強をすることです。
そんな参考書に自分がほとんど手を付けていなかったものがなるわけがありません。
単語帳などを中心に、とにかくはやく挫折する前に一周し、やりこめる参考書を作り上げていきましょう。
繰り返すことで自然と力がついてきます。
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