今回は大阪大学外国語学部の生活の様子をお伝えしていこうと思います。
私がまだ純粋な1回生だったころを思い出しながら書いていきます。
現在今年合格された方に大学生活の記事を依頼しているのですが、せっかくだから私も書こう、とそういう経緯です。
記憶力には自信がありますが、細部まで正確に覚えているわけではないのでご了承ください。
今回は大学1階生の4月です。それではどうぞ!
大阪大学外国語学部に入学!
長かった受験期を終え、私は大阪大学外国語学部に入学しました。
ここからきっと楽しい毎日が始まります。期待半分、不安半分、そんな気持ちで私は大阪にやってきました。
学部別履修指導
入学式の前に諸々の手続きやガイダンスを受けます。
私は豊中キャンパス周辺に下宿することにしたのですが、この日は箕面キャンパスまで出張します。
内容は授業のガイダンスや学生証受け取り、専攻語の顔合わせです。
ドキドキな気持ちで箕面キャンパスに初潜入です。
まずは箕面キャンパスA棟の大教室A215に各自集まって話を聞きます。
前にスクリーンが出現し、別の大教室であるA416で実施している説明を同時配信している、ということでした。
入学おめでとう、みたいな学部長や同窓会会長の話を聞き流します。そして履修説明にうつります。
大学の授業がどのようなものなのか、1回生の間にはどんな授業をとるのか、どうしたら留年してしまうのか、などなど教務の方から淡々と告げられます。
大学のシステムもまだ分かっていない私からしたら、すべて意味不明でした。
おそらく今後「履修登録」なるものをするのですが、どのような要領でするのかもいまいち分かりませんでした。
あとから聞いた話だと他の人も分からなかったらしいので、大丈夫なようです。
さて、履修説明が終わると各専攻語に分かれてまずは学生証受け取りなどの事務手続きをします。
ここでいよいよ4年間苦楽を共にするクラスメイトと出会うことになるのです。
元からの知り合いは誰もいません。不安な気持ちを抱きながら指定された教室へ向かいます。
さて教室に向かうと教室の前でうろうろしている人が1名。ひょっとして同じクラスの人でしょうか。
不安なのは私も同じです。勇気をもって話しかけます。
「もしかして、今からここで説明受ける専攻のひとですか?」
「そうです……」
「じゃあ一緒に行きましょう」
そしてすでに数名が集まっていた教室に突入します。
とりあえず適当な席に座り、周りの様子をうかがおうとしたときにはもう事務の人が入ってきて説明を始めてしまいました。
まずは学生証を受け取り、各専攻語のガイダンスは昼休憩を挟んでからのようです。
これで大学生の証たる学生証をゲットできました。
昼食をさっき話しかけた友達ととりながら、話をします。
サークルどうしよう? 出身はどこなの? 下宿は?
そんな初めて会った人とのテンプレのような話題を繰り広げます。
そしていよいよ専攻語の先生方とご対面です。話が始まる前に同じ専攻語の人を見つけて話していました。
少人数のクラスですが名前を覚えるにはしばらく時間がかかりそうです。
さて、時間になると専攻語の先生が入ってきました。
ネイティブの先生も入ってきます。ネイティブの先生は日本語分からないようなので、先生が逐一通訳して伝えています。……かっこいい!
先生方の自己紹介が終わったあと、専攻語のガイダンスがはじまります。
時間割はどのようになっているのか、気をつけることは何なのか、留年はどうなのかなどなど特に留年についてはめちゃくちゃプレッシャーをかけられました。
さあ、こんな学部に入ってしまって大丈夫だったのでしょうか。
ガイダンスが終わると専攻語の研究室に移動して教科書を受け取り、そのまま新入生歓迎会にうつります。どうやら先輩方が準備していたようでした。
ここまで来ると緊張も少しずつほぐれてきて、同じクラスの友達や先輩とも仲良く話すことができました。
こうしてドッキドキの学部別履修指導は幕を閉じたのです。
合格体験記の記事一覧 から阪大外国語学部の合格体験記ご覧いただけます! ぜひご覧ください!
入学式
入学式学部別履修指導の次の日は入学式です。
阪大の入学式は毎年大阪城ホールで行われます。大阪城をついでに観光していく人も多かったですね。
親も地元から見に来てくれて、晴れ晴れとした気持ちで入学式に向かいました。
昨日知り合った専攻語の人と会うことは特になく、来た人から順に席に座り、そのまま話を聞いておしまい、といった流れです。
阪大の総長を直に拝める貴重な機会となります。あとは写真をとり、ささやかに入学式が終わりました。
外国語学部の授業がメインで行われる箕面キャンパスとは?
履修登録・ガイダンス
入学式から数日後、今度は豊中キャンパスに向かいます。
ここでは外国語学部の専門科目とは異なり、全学生が履修する「全学教育共通科目」いわゆる一般教養の履修説明を受けます。
スタッフの人から説明をうけ、、、まったく分かりませんでした。
1回生の間に○○のカテゴリから何単位以上取得、などの説明は非常に複雑でした。
そのあとその時間割を阪大の履修登録システムKOANから登録するんだそうです。
その後場所を変え、阪大のサイバーメディアセンター(パソコンがたくさんある部屋)に移動して一斉に登録をするんだそうです。
説明を受けた場所からサイバーメディアセンターまで移動するのですが、その道中にサークルの勧誘に捕まります。
必死になって前についていきますが、両サイドから大量のサークルの宣伝に囲まれ、両手があっという間にチラシの山になってしまいました。
さて、意味不明な履修登録を済ませ(自宅で何度でも修正できます)、仲良くなった専攻語の友達と昼食を食べに行きます。
初めての学食です。ああ、大学生してるな~と思いました。
その後いろんなサークルが宣伝をしていたので、いろいろと見て回り私は適当なサークルの説明を聞き、タダメシを食べて家に帰ったのでした。
サークルオリエンテーション
新入生イベントはまだまだ続きます。
入学式からしばらくしたある土曜日に豊中キャンパスでサークルオリエンテーションが行われます。
要は阪大のメインストリートにいろんなサークルのブースが所狭しと並び、いろんな説明が聞けるよ、タダメシが食べられるよ、とそういう会です。
この日も先日仲良くなった専攻語の友達と一緒に回ります。
興味のあるサークルが違ったので、途中ばらばらになりましたがそれぞれ気になるサークルを見つけては話を聞きに行きます。
そしてたくさんのサークルを回ったこの日もあるサークルについて行き、タダメシをごちそうになって家に帰ったのでした。
新入生は上手にスケジュールを組み合わせれば4月いっぱいはただで豪華な食事を食べることができます。
練習に参加や興味のない話を聞かなくてはならないこともありますが、そこは我慢です。
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授業開始
これでだいたいの新入生イベントは終了し、いよいよ授業がはじまります。
そして1回生記念すべき最初の授業が……なんと専攻語のネイティブ教員の授業でした。
まったく分からない言語、ほとんど顔を覚えていない友達、意味不明な言葉を羅列するネイティブ教員、、、初回からとんでもない授業になりました。
そのほかの授業も始まりました。とはいっても初回の授業はガイダンスが多く、早めに終わってしまうことも多いです。
おもしろい話を聞くもの、英語で話すもの、専攻語の授業、グループワークを行う授業などなどバラエティー豊かな授業がはじまりました。
専攻語の授業
専攻語の授業も1回生の間は箕面ではなく豊中で開講されます。
最初は基本から発音や文法を学びます。先生が分かりやすく教えてくれたおかげで、つまずくことなく専攻語の勉強もスタートできました。
言語ということで授業には毎回予習が課されます。
文章の和訳、文法書の確認、意味不明なネイティブの授業の復習などなど語学漬けになります。
とはいっても高校のときのようにたくさんの授業があるわけではないので、それなりの量を続けていれば難なくクリアできます。
ネイティブが言う言葉もクラスの友達同士で助け合いながら推測していき、だんだん楽しくなってきました。
クラスの人も最初は不安でしたがすぐに仲良くなることができました。
他の学部と違ってクラスが少人数で一緒に授業を受けるので、すぐに全員と仲良くなることができました。
楽しい大学生活のスタートです!
以上で私が思い出しながら書いた大学1回生4月の生活です。
4月はなによりも楽しいことが盛りだくさん!
不安もどきどきも今となってはいい思い出です。
私がこの記事を書いている今はコロナウイルスの影響で授業をすべてオンラインで行っています。
私がお伝えした新入生イベントもほとんどなかったと聞いています。
こればっかりは仕方のないことなので、早く日常が戻ることを祈るばかりです。
受験生の皆さんには少しでも大学に入ってからの楽しさが伝わったでしょうか。
受験の苦しみもいつかはこの楽しみに変わる、そう思って勉強のモチベーションにしていただければと思います。
これからも順次1ヶ月ごとの思い出しレポートをお届けします。
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