勉強して、ちょっと休憩しよう、と思って、布団に横になる。
以前 受験期の睡眠 受験期だからこそ気をつけてほしい、工夫してほしい睡眠の話 でも睡眠に関わる勉強トピックがありました。
そのまま眠たくなってきて気づいたら朝だった!
課題も終わってない、お風呂も入ってない、、、
そんな経験が誰しも一度はあるのではないかと思います。
しかし、そんな寝落ちも勉強に有効活用できるのではないでしょうか。
今回はあえて寝落ちを誘う、寝落ち勉強法について考えてみましょう。
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寝落ち勉強法
私が個人的に考えている寝落ち勉強法は、お風呂も入り、歯磨きをし、完全に後は寝るだけ、というところから始まるのではないかと考えています。
つまり、勉強の途中で寝てしまった、という勉強法ではないと言うことです。
自分が寝落ちしたい、という時間をコントロールして活用することによって、勉強にも生かすことができる、ということです。
それでは、具体的に寝落ち勉強法を考えてみましょう。
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1.身支度を済ませる
先ほどもお伝えしたように、ここでいう寝落ち勉強法は寝る準備を万端にした上で寝落ちする、というものです。
ですので、まずは、身支度を済ませましょう。
お風呂に入り、パジャマに着替えて、トイレも済ませて、クーラーや暖房などの空調も切っておきましょう。
布団の中に入れば、あとは電気を消すだけ、という状態にしましょう。
そして、おすすめは、ペットボトルなどにお茶や水などを入れておくことです。
しばらくは起きているので、のどが渇くことがあるかと思います。
また、寝ようと思ってものどが乾燥していると寝付けない、という方は多くいます。
快適な寝落ち勉強をするためにも飲み物は準備しておきましょう。
一応歯磨きをした後なので、水やお茶などにしておきましょう。
2.寝転んで、眠くなるまで暗記
ここからはいよいよ勉強開始です。
布団の中に入り、自然とリラックスしているはずなので、集中力もあがります。
おすすめは暗記物をすることです。
第一布団の中で数学や物理のような頭を使う科目を勉強することに無理があるのは分かりますよね。
英単語や漢字、今日勉強した部分の復習など、教材を眺めているだけで完結するものを学習しましょう。
また、記憶は寝ている間に定着すると言われています。
そのため、寝る直前に覚えたことは記憶に残りやすいです。
自分の眠気を誘い、かつ記憶も定着させることができます。
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3.眠たくなったら電気を消して寝る
眠たいな、と少しでも思ったら、すぐに電気を消して寝ましょう。
この寝落ち勉強法において、一番大切なのは、寝るときに電気を消す、ということです。
電気をつけた明るい状態のまま寝てしまうと、眠りが浅くなります。
質の低い睡眠では、体力の回復が悪いのはもちろん、記憶の定着も悪くなってしまいます。
少しでも眠たいな、と感じたら、それ以上無理をせずに電気を消して寝てしまいましょう。
4.朝起きたらすぐに復習する
夜に学習したことを朝にもう一度学習することによって、さらに定着させます。
枕元に夜に勉強していた教材があるはずなので、そのままその教材をとって勉強しましょう。
復習なので、軽く、こんなことやったなー、と眺める程度で問題ありません。
朝は時間がない、という方が多いと思うので、ざっと目を通したら、布団から出ましょう。
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寝落ち勉強法のメリット
ここまで具体的な寝落ち勉強法のやり方を紹介してきましたが、そのメリットは何なのでしょうか。
記憶の効率が良い
睡眠時間を活用して、学習したことを定着させることができます。
以前 【効果絶大】短時間で大量の単語を暗記できる「上に戻る暗記法」 暗記も書き取りもできる! 作成も簡単! 赤シート不要! 万能単語帳の作り方も紹介! でも紹介したように暗記は一日に何回かに分けて行うと効果的です。
つまり、一日一時間暗記物を勉強するよりも、10分の暗記勉強を6回行った方が効果的、ということです。
先ほど説明した勉強法では、朝と夜の2回暗記物を勉強したことになるので、それだけで、記憶に定着しやすくなるのです。
質の良い睡眠がとれる
寝る前にスマホを触っている、という方は多いのではないのでしょうか。
電子機器から発せられるブルーライトは睡眠の質を下げるといわれています。
そのため、寝る前は極力テレビやスマホを見ないようにする、ということが良い睡眠のためのポイントになります。
寝る直前に勉強することによって、ブルーライトを浴びないことができます。
また、文字を追いかけていると適度に眠たくなってくるので、そのままスムーズに眠りに落ちることができます。
先ほどもお伝えしたように電気を消し忘れないようにすることは注意点ですが、受験期の生活リズムを崩さない、質の良い睡眠の確保ができます。
寝落ちは悪いことではない
寝落ちしたーと聞くと悪いイメージを抱きがちですが、それすらも勉強に利用できることがおわかりいただけたでしょうか。
受験期の睡眠の時間と質の確保は全受験生の課題になります。
体調を崩してしまっては元も子もありませんので、日ごろからのセルフマネジメントを心がけましょう。
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