共通テストやその他の多くの大学の国語の問題では漢字の問題がよく出題されます。
国語の現代文の勉強において音読が大切、ということは 音読の効果はスゴイ! 英語や国語の力がみるみる付く音読学習 知った人は得するってホント!? で紹介しました。
しかし、国語で出題される漢字の問題は現代文の勉強と同じくらい大切です。
確かに他の問題と比べると配点も低く、とれたらラッキー程度に思われがちな漢字の問題ですが、大学入試においては非常に大切です。
今回は軽く思われがちな漢字の問題について議論していきます。
大学受験の漢字の問題の勉強はなぜ大切か
先に断言しておきますが、漢字の問題を確実に取ることは非常に重要です。
なぜなら、国語という科目が非常に得点がしにくい科目だからです。
得意人にとってはたいしたことは無いかもしれませんが、国語が苦手な人はどんなに言い解答を書けた、と思ってもいつも×がついて帰ってきます。
そんな人にとって、漢字は唯一確実な点数を手に入れることができる問題です。
いくら配点が低いとはいっても、100点あったら、10点ほどあるのが漢字の問題です。
ただでさえ他の問題で得点することが難しいので、その10点は確実に取れるようにしましょう。
国語がとにかく苦手だった私も毎日10分、漢字の勉強をしました。
元から漢字も苦手だったのですが、入試の漢字の問題は満点を取ることができました。
漢字の勉強は大学受験の国語の読解力にもつながる
漢字の勉強をすることによって、漢字を覚え、その意味を覚え、さらに用例を覚えることができます。
それによって、理解できる語彙、使うことができる語彙が増えていきます。
共通テストでも語彙の問題が出題がありますよね。漢字の意味を知るだけでも語彙の問題を答えられる可能性がアップします。
また、多くの場合、漢字の問題は現代文の文章中から出題されます。
難解な言葉が多い現代文ですが、漢字の勉強をすることによって、それらの難解な言葉の意味や使い方も分かるようになります。
正しく言葉を理解できるようになることで、必然的に文章の飲み込みも良くなり、読解力も向上する、というわけです。
おすすめの大学受験漢字の勉強の方法
漢字の勉強、と聞くと何だか小学生のような気がして、ばかばかしく思えるかもしれませんが、効果的な漢字の勉強法を紹介します。
一日に一回取り入れる
漢字は英単語などに比べると覚えやすいものの、やはり継続的に勉強しなければなりません。
○時からは漢字の練習をする、と自分でルールを決めて習慣づけしましょう。
英語のリスニングができない!レベル別に対策しよう!! で紹介したように、英語のリスニングの勉強も毎日継続的に行う必要があります。
リスニングとセットで漢字の勉強もする、と決めると習慣化がしやすいですよ。
間違えた問題にチェックを入れる
基本的な漢字の勉強と何ら変わらないので、読み飛ばしていただいてもかまいません。
テスト形式で問題を解いたら、答え合わせをし、間違えた問題にチェックをし、その漢字を紙に何回も書いて覚えます。
次の日に前日間違えた問題を確認し、そして、次の範囲の漢字の問題をテスト形式で解く、という流れを作ると良いでしょう。
おすすめの漢字の問題集
おすすめの漢字の問題集は「銀の漢字」です。
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先ほども少し説明しましたが、漢字はただ覚えるだけでなく、漢字の意味、用例を覚えることによって、学習の効果が高まります。
この問題集は漢字、例文、漢字の意味が載っており、使い勝手も良いです。
また、出題頻度順に書き取り問題と読み問題が載っています。
一通りこの問題集を解くことによって、大学入試に出題される基本的な漢字の問題はクリアすることができます。
もう一つおすすめしている問題は共通テストの過去問です。
センター国語の第1問の最初の問題は漢字の問題です。
本文中の漢字と選択肢の漢字を合わせて、一年分で30問の漢字の問題を解くことができます。
実際に試験に出題された漢字を解くことになるので、今後も出題される可能性は十分あります。
また、苦手とする人が多い、同音異義語の問題を解くことになるので、入試対策にもばっちりです。
大学受験の漢字の勉強は習慣化することが大切
軽視されがちな漢字ですが、得点につながる以上は一日に5分でもいいので勉強をすることが大切です。
受験はたくさんの科目をバランス良く勉強することが求められるため、漢字の時間を確保することはなかなか困難かもしれません。
でも、その一日5分の積み重ねが、難しい国語の問題の貴重な10点になることを考えたらどうでしょうか。
予想は難しいものの、大学入試で最も簡単な問題です。勉強すれば必ず得点できます。
継続は力なり、です。積み重ねることを大切にしましょう。
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