阪大の外国語学部と文学部では2次試験で数学か社会か好きな方を選択することができます。
以前数学? それとも世界史? 点数調整は? 阪大外国語学部の2次試験!メリットやデメリットも徹底解説! で阪大外語2次試験で選べる、数学と世界史について特集しました。
今回は数学編です。阪大の文系数学は実際そこまでレベルは高くありません。
きちんと対策すれば満点を取ることが可能です。
阪大外国語学部攻略で絶対に持っておきたい参考書はコレ!
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こちらの記事でも詳しく紹介しています。
大阪大学の文系数学の概要
阪大の文系数学は、試験当日では一時限目、つまり朝一番に始まります。
試験時間は90分、大問は3問で各問題に配点(%)が書かれています。
朝一番と言うことで、最も頭がすっきりした時間に数学を受けることができます。
また、この数学で得点できるかどうかで後の科目のモチベーションにもつながってきます。
気を引き締めて試験に臨みましょう。
大阪大学文系数学の傾向
旧帝大の数学の問題の割には基本的な問題が出題されることが多く、数学が得意な人なら満点を狙うことも可能です。
年によって計算量にばらつきがあるものの、90分という制限時間は長すぎず短すぎない、ちょうど良い時間です。
3問ある大問の内、1問は理系との共通問題になることが多く、レベルも高いことが多いです。
また、2015年入試で出題された「点と直線の距離の公式」を証明する問題のように、教科書に載っているけど、多くの人ができない、基本問題が出題されることもあります。
数学の演習ももちろん大切ですが、基礎の基礎の理解も確実にしておきましょう。
問題の内容としては融合問題が非常に多く、3問という大問の中にも多くの数学の要素が詰まっています。全分野、万遍のない対策が必要です。
頻出分野は微分積分です。2019年は出題されませんでしたが、今後は出題される可能性が高いです。
計算が複雑になることが多いものの、基本を押さえれば得点はしやすいので、特に重点的な対策が必要になります。
大阪大学文系数学の対策
基本的な問題が多く、また、時に教科書に載っている証明問題が出題されることもあるので、まずは教科書の知識を確実におさえましょう。
その後に演習を進めます。
それでは、おすすめの教材を3種類紹介します。
青チャート
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まずは青チャートです。
学校で使っている、という方も多いのではないでしょうか。教科書には載っていない重要問題も多く載っています。
この青チャートを仕上げれば阪大数学に怖いものはありません。
基本的な使い方は例題を解き、その例題を参考にしながら練習問題を解く、という流れで問題ありません。
数学は多くの問題に手を出すよりも、1つの問題を余裕で解けるようになるまで何回も解く方が効果的です。
文系数学入試の核心
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チャート式に比べるとやや難易度は落ちますが、実際の入試を想定した問題が乗っています。
解答が非常にわかりやすいので、長期休暇など、一人で勉強するにはぴったりの一冊です。
チャート式で重要事項をマスターしたら、この教材で実践的な問題に取り組みましょう。
実戦模試演習 大阪大学への数学
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駿台予備校が開催している、阪大実戦の過去問が掲載されたものです。入試前の総仕上げに使いましょう。
解答も非常にわかりやすく作られています。採点基準も書かれているので、自分の実力がどれくらいか把握することもできます。
阪大文系数学の入試でやるべきことはそこまで多くない
英語や国語、社会に比べて、紹介している参考書も多くありません。
もちろん一筋縄ではいきませんが、それだけ阪大の文系数学でやるべきことは基本的な対策で良い、ということです。
いつ意表をついた基本的すぎる問題が出題されるかも分かりません。
だからこそ、阪大の文系数学には基本をしっかりとこなす必要があります。
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