レポートを書くとき、必ず表記しなければならないのが参考文献です。
今まで
などで参考文献の表記の仕方やレポートの書き方を紹介してきましたが、みなさん思うことがあるのではないでしょうか。
「参考文献の表記めちゃくちゃ時間かかる!!!」
そうなんです。参考文献の表記にはとにかく時間がかかります。
レポートのレベルが上がりや分量増えて行くにつれて、当然必要になる参考文献の量が多くなっていきます。
提出すべき文章が書き上がっても、最後に参考文献を表記するのに文章を書くのと同じくらいの時間を使ってしまうこともしばしば。
この面倒な作業、どうにかして単純化できないでしょうか。というわけで今回はパソコンの様々な機能を駆使して参考文献を早く書く方法を考えてみたいと思います。
参考文献を早く書く手順
参考文献を早く書く手順は以下の通りです。
1.テンプレを作成して複製する
2.早くタイピングできそうなものは手動入力
3.Amazonでコピペ
4.フォントをリセット
1.テンプレを作成して複製する
まずは参考文献を書き込むためのテンプレを作成して複製します。
学問分野や指導をする先生によって文献の表記の仕方がまちまちではありますが、まずはそれに必要なテンプレを用意します。
例えば私の場合は次のように指導されています。
村上道夫, 『基準値のからくり』, 講談社, 2014.
項目を具体的に説明すると
著者, 『書名』, 出版社, 出版年.
細かい話ではありますが、(著者)(書名)(出版社)のあとには「 , 」(カンマ)を入れて半角スペース、一番最後には「 . 」を入れています。
先生の方針によってはカンマが不要だったり、すべてピリオドだったっりと違いがありますが、まずはこのテンプレを作成します。
そしてコピー、貼り付けの順番にいくつか複製していきます。
時短の基本ですが、パソコンを使う作業のときはショートカットキーを使いこなせるようになりましょう。
ここではコピーと貼り付けです。
コピー
Ctrl + C
command + C
貼り付け
Ctrl + V
command + V
このショートカットキーはとくによく使うので絶対に覚えておいてください。
レポートに必要なショートカットキーを厳選して紹介! 合わせてご覧ください!
2.早くタイピングできそうなものは手動入力
ここからいよいよ参考文献を書き込んでいきます。まずは表記する文献がすぐにタイピングできるものかを判断します。
例えば私が先ほど取り上げた文献
村上道夫, 『基準値のからくり』, 講談社, 2014.
この場合はそれほど難しい漢字があるわけでもなく、本を見ながらすぐに書けるのでそのままタイピングしていきましょう。
それでは難しい漢字が含まれている場合、あるいは外国語の文献の場合はどうしたら良いのでしょうか。
特に外国語は入力に慣れていないことやスペルミスに気をつけなければならないこともあり、非常に時間がかかることが予想されます。
このような場合は本を見るのではなく、次に紹介する方法を使うようにしましょう。
外国語の文献の注意
この方法は外国語の文献の表記をするときに非常に役立ちます。
ですが、一つ注意点があります。フォントをリセットしたあとにタイトルをイタリックにすることを忘れないことです。
日本語の文献を『二重カギ括弧』や「カギ括弧」で表記するのに対して、外国語文献のタイトルは基本的にイタリックを使います。
フォントのリセットをするとイタリックも解除されてしまうので、必ずタイトルをイタリックにするようにしましょう。
イタリックのショートカットキーもついでに覚えておきましょう。
イタリック
Ctrl + I
command + I