進撃の巨人、約束のネバーランドetc...このような世界の謎が明らかになっていく作品はお好きでしょうか。
私はこのようなジャンルが大好きで、一気見してしまう人間です。ただ、似たようなジャンルを探そうと思ってもなかなか探しにくい……ということで、今回は「世界の謎が明らかになっていくアニメ」のおすすめを紹介します。
世界の謎や秘密が明らかになっていくアニメとは
代表的な作品で言うと『進撃の巨人』や『約束のネバーランド』といった作品です。
特殊な舞台であっても物語が進むにつれて物語の舞台の真実が明らかになっていく……なかなかこれ以外の言葉では言い表せないのが難点です。
ジャンルとしてもコメディよりかはシリアスなものが多く、その作り込まれた設定にファンが多いのも特徴です。また、伏線も多く「こういうことだったのか!」とハッとすることも多いかと思います。
全体的な傾向としては、大事件が起こってそれを解き明かすスタイルか、ディストピア系の理想社会が徐々にほころんでいくものが多いように感じます。
とにかく、前置きはこれくらいにして「世界の謎が明らかになっていくアニメ」を紹介します。今回紹介する作品は「伏線もの」も多いのですが、あくまでも「世界の謎が明らかになる」をテーマに進めます。
進撃の巨人
「その日、人類は思い出した。 奴らに支配されていた恐怖を。 鳥かごの中に囚われていた屈辱を。」
言わずと知れた大ヒット作品です。
最初は巨人をどんどん倒していくバトル系なのかと思いきや……巨人の秘密、壁に囲まれた世界の真実が明らかになっていきます。
この作品のすごいところは、伏線の多さ。多すぎてわけがわからなくなるレベルで完成度が高くなっています。
時系列や設定が複雑すぎるため、集中してみないと展開がわからなくなります。それでもその面白さは筋金入り。休みの日に一気見することをおすすめします。
約束のネバーランド
「仲間との約束を信じて、脱獄せよ。」
孤児院から出て行った仲間は鬼の食料に? 優しかったママは食用人間の飼育員……? 孤児院の仲間と力を合わせて外の世界に脱獄しよう。
一言で言ってしまうと脱獄ものです。
理想郷だった孤児院がは食用人間を育てる場所、鬼が管理する孤児院から逃げ出す子どもたちのストーリーです。その斬新な設定に引き込まれること間違いなし。
外の世界はどうなっているのか、謎が次々と明らかになっていきます。個人的な意見としては、「裏でこんなことをやっていました」描写が多いように感じるので個人的なランキングでは少し下になります。それでもノンストップで見てしまうその面白さは本物です。
シャドーハウス
「さあ働きましょう。お役に立ちましょう。」
真っ黒な「シャドー」と人間そっくりの「生き人形」は2人で一組。今日もシャドーハウスのために元気に働きます……でもその真の姿は……
進撃の巨人や約束のネバーランドの「謎が明らかになる系」が好きな人は間違いなくはまる作品です。
イラストの感じからしてほのぼの系やかわいい系をイメージする方が多いかもしれませんが、その真実はシャドーハウスの闇にあらがう子どもたちの物語です。
グロ描写は一切なく、時系列も単純で見やすくなっています。最初の5話くらいまでは伏線をはりまくっているシーンなので非常に単調、正直おもしろくないと思う人も多いかと思います。しかし、そのあとはノンストップ。
原作のコミックでは怒濤のスピードで闇が暴かれていきます。
彼方のアストラ
「生き残れ、宇宙の彼方で」
宇宙のとある惑星にキャンプに来た子どもたち。ところが「謎の球」に吸い込まれて宇宙の彼方に飛ばされてしまった。元の世界に帰るため力を合わせて生き残れ!
ここ最近見た作品の中で、1クールで完結してしまうのに非常に完成度が高い作品です。
伏線がとにかくすごく、ここまで矛盾なくきれいに作り込まれている作品には初めて出会いました。
生き残るため、星を渡りながらサバイバル……と最初は思っていたのですが、世界と登場人物の衝撃の秘密が明らかに。シリアスさとギャグのバランスもちょうどよく、ここで紹介している中では万人受けする作品だと思います。
ソードアート・オンライン アリシゼーション
「魂の色は何色ですか」
原作、アニメ、映画ともに大ヒットを記録するソードアート・オンライン。
アニメでは第三期目からおよそ50話によって放送されるのがアリシゼーション編です。気がつくと知らない世界にいた主人公。元の世界に帰るため、仮想世界の住人と力を合わせて「王都セントリア」を目指します。
この作品を楽しむためには、過去作のソードアート・オンラインを一通り見てからでないと厳しいかと思います。ですが、個人的にはソードアート・オンラインシリーズの中で一番好きです。徐々に明らかになってくる世界の謎、お馴染みのバトルシーンも必見です。
新世界より
「偽りの神に抗え」
1000年後の日本、呪力と呼ばれる超能力を使えるようになった人々。理想的な世界に暮らす子どもたちは少しずつ世界の闇を知ることになる。
この作品は原作の小説を読んでからアニメを見ました。小説は分厚い文庫本が上中下、と結構なボリュームのなのですがあまりの面白さに一気読み。
気がついたら読み終わっていました。代表的なディストピア作品だと思います。
子どもたちだけで村の世界に飛出してキャンプをするところから少しずつ理想的に見えていた世界の違和感に気づき始めます。バケネズミとの「いろいろ」は手に汗握るシーンの連続です。こちらもアニメ版2クール分で完結しています。
以下、時間ができたら詳細を書きます。
Charlotte
5分だけ他人に乗り移ることができる、一人だけに対して姿が見えなくなる……そんなちょっとだけ変わった力を持った「能力者」たち。
主人公を含む能力者たちは1つの学校に集められて生活することになっていた。
能力を悪用する生徒たちを安全に保護するため、という名目で始めた能力者探し、ところがある事件がきっかけでその秘密があきらかになり……。
能力者たちの過酷な運命を描いたSF作品です。物語が進むにつれて能力とは何なのか、なぜ能力があるのか、彼らの身に何が起こっていたのかがあきらかになります。
Angel Beats!
舞台は死後の世界。
周りに流されて死後の世界で真面目に学生を演じると消えてしまう……。そんな運命に抗うため、天使と呼ばれる一人の生徒と戦います。
内容面はかなりギャグ要素が多く、ガヤガヤと笑える要素満載です。神とは、天使とは、そして記憶を失っていた主人公は何者だったのか、そして様々な生徒が集まる死後の世界とは何だったのか。
ストーリーが進むにつれて徐々にその秘密が明らかになります。夢中になって一気見するような作品ではないのですが、秘密が明らかになるにつれて引き込まれること間違いなしです。
あと、次回予告が有名だと思われます。
メイドインアビス
人類最後の謎として語り継がれる大穴「アビス」。
主人公のリコが暮らす街はそんな大穴アビスの周りにあります。
不思議な生き物や植物、謎に満ちたアビスの正体は何なのか。ある日リコの母親が使っていた最上位探掘家の証である「白笛」が発見、同時に「奈落の底で待つ」と書かれた母とおぼしき人からのメッセージも。
母に会うため、アビスの謎を突き止めるため、リコはアビスに潜っていきます。
……とここまで書くとウキウキの冒険アニメのように思えるのですが、、、その正体は残酷な物語です。それでも引き込まれるストーリーとアビスの秘密、心を痛めながらご覧ください。
シャングリラ
世界の謎や秘密が明らかになっていくアニメは見始めたら止まらない!
少しでも興味のある方、とにかく見てください。きっと見始めたら止まらなくなってしまいます。
私も類似ジャンルを見つけたら随時追加するので、お楽しみに!