小学生のころ、音読をたくさんした、という方は多いと思います。
そんな小学生の宿題の象徴ともいえる音読ですが、受験勉強には効果抜群なのをご存知でしょうか?
前回は
勉強をし続ける方法! 1日10時間もできる! 集中力をずっと継続させるには? で勉強を継続させるコツについてお伝えしました。
今回は、その継続的な学習にもぜひ入れてほしい、音読学習の効果や勉強の方法について徹底的に解説します。
勉強で音読する効果とメリット
音読をすると、なぜいいのでしょうか?
音読に効果があるとされるのは、英語や国語などの文章を読むことが中心となる科目です。
では、英語や国語の力を伸ばすのに必要なことは何か、それを考えると音読がなぜ有効かがわかります。
英語や国語は繰り返し、継続的に学習することが求められる科目です。
そのため、何度も同じ文章を繰り返し読む、という音読学習を行うことによって、知らないうちに力がついていく、というわけなんですね。
音読をしなくなる、多くの人が音読をしない理由
みなさんのまわりには音読学習を積極的に行っている人はどれくらいいるでしょうか。
きっとほとんどいないのでは?
図書館や塾の自主室を思い浮かべてみてください。みんな黙々と勉強をしていませんか? (公共の場所だから静かに勉強をするということはもちろん大切なことですが……)
実際に私が音読学習を行っているときに友人に音読学習をしているか、聞いたことがあります。
しかし、ほぼ全員がしていない、と答えました。
理由としては、
同じ教材を繰り返し読んでも意味がない
と口をそろえて言うのです。
音読学習は同じものを繰り返し扱うため、当然、こなした「量」としては少なくなります。
そのため、自分の勉強が進んでいない「気」がして、なかなか取り組む人がいないようです。
入試で読む文章は当然初見の文章なので、何回も同じ文章を読むより、より多くの文章に触れてコツをつかんだほうがいいというのも、もっともな意見でしょう。
音読学習を繰り返しすれば正直予備校は必要ない、、と思っています。
予備校に行かないベリットを紹介!
初見の文章では知っていることしか武器にならない
入試では初見の文章が出題されます。
そこで役に立つのはあなたがこれまでに勉強してためてきた、読み方の武器、だけなのです。
それをどれだけ多く持っていて、どれだけ使いこなせるかがあなたの結果を分けます。
その武器を養成するのが音読学習なのです。
音読学習を通じて、表現、単語、語法、癖をためることが最も重要です。
音読の勉強は効果的! 英語や国語が伸びる
音読学習は勉強が進んでいないように思われる学習です。だから、不安になるのもよくわかります。
でも、その不安に負けずに、長く長く続けなければなりません。
私の場合は英語の長文読解は2か月、国語の現代文は3か月でようやく目に見える実力が付いてきました。
ほかの人が効果がない、と言っても我慢です。
ほかの人が難しい問題集をどんどん解いていても我慢です。
続ければ必ず成果はでます。
私が実際に2か月で偏差値を10以上あげた英語の勉強法はこちらで紹介しています。
英語長文問題の勉強方法を徹底解説! レベルに合わせた勉強法がわかる!