「study plus って知ってる?」
「なにそれ! やってみよー」
ここからサクセスストーリが始まりました。
Studyplusを使ったことがある方はいらっしゃるでしょうか。
無料で使えて、SNSの機能も付いているので、友達と勉強時間を競い合ったり、同じ目標の人を見つけて励ましあったりと、勉強を楽しくできる画期的なアプリです。
こんなStudyplusを私が使い始めたのは高校1年生の終わりごろでした。
今回はそんな Studyplus にまつわる感動実話、「Studyplus を部活のみんなで使ったら全員の成績が上がった話」をお伝えします。
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悲惨な成績の高校1年
私が通っていた高校はいわゆる進学校で難関大への進学が当たり前の学校でした。
そのため授業の進度も速く、テストも多く、課題も大量、夏休みは課外で休日出勤、と入学早々からそんな生活でした。
さて、そんな私の忘れもしない第1回目の定期試験の成績が400人中345位という惨憺たる結果。
今思い返せばどう考えても勉強不足なのですが、それでも中学校の間はずっと学年上位をキープしていたのでショックでした。
「勉強って甘くない」
そんな洗礼を受けた瞬間でした。
また、私は高校で部活に入っていたのですが、それがとにかく大変でした。
平日は毎日朝練から始まり夜も遅くまで練習。日曜日は休みでしたが、それでも結構な活動量でした。
成績が悪かったのも何となく「部活が忙しいから」と言い訳にして、勉強から逃げていたところもあったと思います。
成績が悪かったのは私だけではなかったようで、部活の友だちの多くは納得のいく成績ではなかったようでした。
詳しく聞き出したわけではありませんが、部内の平均順位は相当低かったと思います。
「あの部活は練習ばかりで勉強をまったくしない」
なんとなく生徒からも先生からもそんなレッテルを貼られていたように感じます。
それでも私にも意地がありました。
「このままではいけない」と思い当時の私は必死に(今思い返せばまったく足りないですが)勉強しました。
それでも1年生の間の最高順位は400人中207位。
とうとう、半分の壁を超えられないまま1年が終わってしまったのです。
そんな感じで1年生が終了、このあと Studyplus に出会った私と部活のメンバーは飛躍的に成績を伸ばしていくことになるのです。
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study plusに出会ってから
何か勉強をおもしろくできる方法はないか、そんなことを考えながら春休みを過ごしていました。
そんなときに見つけたのが Studyplus でした。
「これなら楽しく勉強できるかも」そう思って私はアプリをインストール。
使ったことのある方は分かると思うのですが、 Studyplus では教材ごとに勉強時間を記録できて、その勉強時間がグラフになって可視化されます。
自分がどれくらい勉強してきたかが分かり、同時に自分が重点を置いていない科目はどれかも把握できるのです。
時間だけが勉強の指標ではないのですが、それでも自分が勉強したことが記録として残る、自信につながる、楽しめる。
そんな感じで、少しずつ勉強のおもしろさを知っていったのでした。
さて、 Studyplus にはSNSの機能がついていて、友だち登録をした人の勉強記録を見たり、メッセージを送ったりできます。
そこで、私は部活の友だちに Studyplus を広めることにしたのでした。
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勉強の輪が広がる
春休みに Studyplus をはじめて、少しだけ勉強の楽しさが分かってきた私は部活の友だちに Studyplus を紹介しました。
「study plus って知ってる?」
「なにそれ! やってみよー」
最初は仲のよかった友だち5人に教えました。とてもノリがよく、みんなすぐにアプリをインストールして使い始めたのです。
その日のうちからLINEで「今日は○時間勉強した」と報告が来るようになり、その刺激を受けてお互いにどんどん勉強時間が延びていったのです。
先ほどもお伝えしたように Studyplus ではSNSの機能もついていて、記録した勉強時間を見ることができます。
休憩ついでに友だちの勉強時間を確認してはまたモチベーションをあげ、また勉強する。
そんな私の勉強時間を見た友だちがまた必死になって勉強する。
もちろん長時間の勉強が成績アップに直結するわけではありませんが、今まで勉強から逃げていた部活のメンバーが勉強にはまった瞬間だったのです。
しばらくすると、 Studyplus は部活全体に広がっていきました。
最初は5~6人程度だったのですが、徐々に使う人が増えていき、最終的には部活のメンバーほぼ全員、30人弱が Studyplus を使って勉強するようになったのです。
「○○のアカウントから全員友だち登録してってー」
こんな感じで、部活全体に勉強の輪が広がっていったのです。
私の部活では男子も女子も、成績がよかった人も悪かった人も全員 Studyplus をいれて、勉強のモチベーションを刺激し合う、そんな習慣が生まれたのです。
成績底上げプロジェクトが始動
先ほども少しお伝えしましたが、私が入っていた部活はお世辞にも成績がよいとは言えない人たちの集まりでした。
生徒からも先生からも「練習ばかりで勉強しない部活」というレッテルを貼られていたのです。
そこで、私の友だちの一人がこんなことを言い出したのです。
「この部活がバカにされないように、みんなで勉強して部内の平均順位を底上げしよう」
こんな経緯で「○○部がバカにされないように成績UP」という名前のLINEグループが設立されたのでした。
日々、今日は○時間勉強する、分からないところを教え合う、などお互いに刺激し合っていきました。
部活全体で成績UPを実現するために、まずは過去最高順位を取る、という取り組みが指導したのです。
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第一弾 過去最高順位を取る
LINEグループを作った言い出しっぺの一人が「次の試験で最高順位をとれるようにしよう」と提案し、またみんなで勉強するようになりました。
成績を底上げする、といっても個人でかなり差がありました。また、文系理系もわかれていたので、統一した基準を設けるのが難しい状況だったことで、まずは過去最高順位を取ろう、ということになったのです。
この計画はすぐに部活のLINEグループで共有され、それぞれが目標を言い合ました。
そして、二年生最初の中間テストの成績が返されたとき、LINEで報告会が始まりました。
「成績めっちゃあがったー」
「あと少し足りなかったー」(←学年30位くらいの頭いい人)
「最高は無理だったけど前よりはあがった」
実際私を含め、多くの人が過去最高順位をとることに成功しました。
私はというと400人中51位でした。ちょっと成績上がりすぎな気もしますが、みんなで団結して勉強のモチベーションを高め合った結果でした。
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第二弾 指定順位をとる
成績底上げ計画の自称監督を名乗る友人が次は、、、と言ってそれぞれに次のテストの目標順位を指定してきました。
私に課された目標は30位……さすがにそれは無理だろう、、、とは思いながらも、みんなと一緒に頑張れるなら、と必死になって勉強しました。
結果として、30位をとることはできませんでした。
それでも、このころから私はクラスの中でも「頭がいい人」に数えられるようになった、、、気がします。
部活でも全体の成績は着実に上がっていきました。
また、1年生の当初は勉強から逃げている風習のあった部活の雰囲気にも変化が。
つらいながらも勉強を楽しみ、また成績が上がっていくことに喜びを感じていたと思います。
みんなで協力すれば、成績も上がるのか、、、と思った瞬間でした。
受験生突入
時は流れて、高校3年生、受験生です。
さすがに前のように目標順位を決めて、、、という取り組みはなくなってしまいましたが、全員がそれぞれの目標をもって、受験生を迎えることができました。
もしも Studyplus を布教していなかったら今頃もっと堕落していたでしょう。
私も毎日10時間勉強することが当たり前の生活になりました。
みんなが一緒に頑張ってくれるから、みんなで競い合えたから今の私がある、そう思えました。
受験期、つらかったですよ。それでも同じ思いをして勉強に励んでいる仲間がいるから頑張れました。
勉強をしたら自信になる。勉強のモチベーションが出ないときも友だちの姿を見て刺激を受ける。
目標とする大学は皆違いながらも、大変な部活を続けながら勉強を頑張る、その思いを共有していたと思います。
さて、部活を引退してから私はstudy plusをやめました。勉強の習慣が身についた今、記録をつける時間までもがもったいないと感じるようになったからです。
あの時まじめに自分に向き合ったから、第一志望を目指して勉強できた、という人もいました。
私は第一志望だった大阪大学に合格しました。詳しい受験期の話は 【合格体験記】大阪大学外国語学部 入試や勉強法、生活についても詳しく紹介 で紹介している私の合格体験記を読んでいただければと思います。
部員の中には合格した人もいれば、失敗してしまった人もいました。
でも、あの時頑張れたからこそ、失敗した人も二度目の受験に向けて必死で勉強できたのではないかと思っています。
私がこのブログで勉強関連の記事をたくさん書いているのも、そんな経験から感じたことや思いをたくさんの方に共有したいと思ったからです。
受験生の方も、そうでない方もぜひお読みいただければと思います。
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