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京都の街を探検せよ! 写真100枚撮るフィールドワーク 【阪大おもしろ授業レポ #1】

「では、今10時半位なので、ここから京都の街の中好きなところに行ってきたください。各自昼食を済ませて14時半にはここに戻ってきてください」

一同「……!?」

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【阪大おもしろ授業レポ】とは……

阪大の選りすぐりのおもしろ授業を紹介していくコーナーです!

大学の授業は大講義室で席に座って先生の話を聞くだけ、、、と思われがちですが、意外とそうでもなかったりします。

阪大には思い出に残るようなおもしろ授業がたくさん眠っています。その魅力をたっぷりとお伝えしていきます。

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記念すべき1記事目は集中講義

特別講義 社会課題と地域イノベーション   をお届けします。

京都に放り出された受講生、、、いったいどうなるのでしょうか……

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集中講義 社会課題と地域イノベーション

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時はだいたい2月の半ば、すべての学部は無事期末テストを終え、長い長い春休みに入ろうとしていたときのことです。

私はとある授業のために阪大豊中キャンパスに向かっていました。

そう、集中講義です。

簡単に説明しておくと、大学の授業は基本90分1コマの授業が15回あり、これで2単位を取得できます。

週に1回、15週で半期間、というのが基本なのですが、中には3日で1日5コマずつを使って単位を取得できる集中講義、というものがあるのです。

通常の日程では他の授業とかぶってできないため、中期休暇や土日などに行われることが多いのが集中講義なのです。

説明はこの程度にして、私は年度内最後になる授業、集中講義のために朝、阪大豊中キャンパスに向かっていました。

シラバス(授業の内容説明が書いてあるもの)を読んだものの、いまいち分からない、イノベーションがなんとやら、といっているが全体像がつかめないまま到着しました。

このときにはあんなことになろうとは思いもしなかったのです。

大学の集中講義とは? もっと知りたい方のためにいろいろまとめました!

 

集中講義 1日目 @阪大 豊中キャンパス

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とにもかくにも先生も到着し、受講生も集まり授業が始まりました。

予想していたとおり、みんなが前を向いて先生の話を聞く、というスタンスではなく、グループで話し合いをしながら課題解決を考える、みたいな授業が始まりました。

受講生は全部で10名ほど。学部生はもちろん、大学院生、留学生、社会人の方もいらっしゃいました。

「無限プチプチをご存じでしょうか。あれを発明した人は確かに一時大もうけ出来たかもしれないですが、それがなにか社会問題を解決したかというとそうではないわけです」

と話すのは今回のゲスト講師の方です。曰く、いわゆるイノベーションとは何か問題があったときにそれを解決する上で必要になる革新的な考え方、だそう。

つまり、無限プチプチくんつぶしは世界を救ってなかったんだそうです。

うーん、わからん。

一日目はどうやら終日豊中キャンパスで導入とグループワークを行うそうです。

先生の話を聞いた後、グループワークがスタートします。

テーマは、社会課題を解決するための教育機関を想定する、とのことです。

実現可能性は無視してよい、ということで、多少実現可能性がなくても、理想論だけで現在の問題を洗い出し、それを解決するためにどのような教育を行っていくべきか、を考えなさい、とそういうことだそうです。

10人を3つのグループに分け、話し合いが始まりました。

結論から先に言うと今日はこれでおしまいでした。

グループのメンバーでテーマについて各自調べ、共有し、そこから生じる新たな問題は何か、発表準備、順番に発表、とやっていたらいつの間にか終了の18時ごろ。

大変だなー、これがあと二日続くのか……そう考えていると、先生から

「明日は京都でフィールドワークを行います。詳しい場所はまたメールで送りますが、だいたい10時頃、京都に集合してください」

 

ただでさえ疲れがたまっているのに、明日は京都に出張か……10時に集合なら8時には出ないと……明日はまた大変だぞ……そんなことを考えながら集中講義の第1日目が幕を閉じたのでした。

ただこれだけで5コマ分、普通の授業に換算すれば1ヶ月ちょっと分の授業回数を消費できたわけです。

そう考えれば集中講義も悪くない、そう思って2日目を迎えるのでした。

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集中講義 2日目 @京都

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朝10時、京都駅の一つとなり、京都水族館などがあるJR梅小路京都西駅に集合して二日目が始まります。

ゲスト講師とは別の阪大の先生と合流して、今日のことを聞いてみます。

「今日って何するんですか? どんなフィールドワークですか?」

「いやー、僕もね、よく分からないんですよ。人か何か見るらしいですよ」

ううん……大丈夫か、この授業

ただインタビューとかではないとのことです。

「どこ行くんですかね……?」

「京都駅とか行くらしいですよ~」

「京都駅とか」で大丈夫なのでしょうか。そんなわけでゲスト講師の方がいらっしゃるオフィスに移動して全員集合を待ちます。

昨日何をしていたか、などの簡単な導入があった後、

 「では、今10時半位なので、ここから京都の街の中好きなところに行ってきてください。各自昼食を済ませて14時半にはここに戻ってきてください」

ゲスト講師の方からこの衝撃的な言葉が飛び出したのでした。

詳しい説明も聞いて、行動開始です。ルールは以下の通り

京都の街の中好きなところに行ってよい

・ずっと1カ所にいてもよいし、移動してもよい

・現地で写真100枚以上を撮ってくる(何でもよい)

・自分の気づいたことや問題点をポストイットに書き込む

・昼食を各自で食べて、14:30には元のところに戻ってくること

さーていきなり京都の街に放り出されてしまいました。でも私含め、受講生はみんなワクワクです。こんな自由な授業があるのだろうか……

「あ、写真撮るのはいいんですが、くれぐれも不審者と間違われないようにしてくださいね~」

役に立つかどうかも分からないアドバイスを受けて出発です。

京都にはよく来ているので、だいたいの位置関係は分かります。なるべく人の多いところがいいと言うことだったので、私は四条烏丸あたりに行くことにしました。

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こんな感じで記念にも残らない写真をジャカジャカ撮り続けます。

周りの人から見たら、あの人何を撮っているんだ……となるのも当然。こりゃ不審者にも間違われますよ……

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阪急と地下鉄が交差している駅なので、人通りも多そう。地上は地上で大きい道が通っています。

とにかく無心で写真をとります。しかし100枚は思った以上に多い。1分に2枚くらいのペースで適当に写真を撮っているのですが、なかなか枚数が伸びません。

同時にポストイットにメモを取りながら動いているので大変です。

せっかく京都まで来たから何かおいしいものでも食べよう、と思っていたのですが、とにかく時間がない。

大急ぎでおいしそうなラーメン屋に駆け込んで昼食を済ませます。

とにかく写真を撮りました。後から見返しても何を撮ってるんだ、という感じです。

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京都市長にファンレターを送るコーナーがなぜか地下鉄の改札近くにおいてありました。こんなことに気づくのもフィールドワークならではかもしれませんね。

そんなこんなで14:30、数名遅刻しながらメンバーが戻ってきました。

先生の話を聞いた後、それぞれのメンバーの報告です。

京都駅に行った人、京都水族館に行った人、河原町に行った人、人が多いところ、となるとある程度限られてくるので、複数人で行動していた人もいたようです。

ここから、自分が探検を通して気づいたことを整理していきます。どうやら今日のテーマは実際の街にある問題点や気になったことを整理し、そこから自分の興味のあるものを考える、ということのようです。

先生たちの親切なアドバイスに従ってグループで問題点を整理していきます。

個人的には駅構内の導線(人の流れをコントロールする設計)が興味を惹かれました。

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ここ、阪急電車と地下鉄の乗り換えで使われる通路なのですが、特に案内などがなくても自然と階段を上る人と降りる人が左右に分かれるように設計されています。普段ならまったく気づくことはないので、発見には驚きです。

他の人の意見としては

喫煙所の煙が気になる

・駅構内の売店では万引きがないのか(実際大量にあるそうです)

外国人観光客の特徴

・日本人はなぜ「限定」に惹かれるのか

などなど、当たり前のことかもしれませんが、じっくりと街の様子を観察してみないと分からないことだな……と改めて思いました。

少しでも気になったものはすべて記録に残して、後で整理する、というプロセスが身近な問題の発見においていかに大切かが分かりました。

集中講義2日目の帰り、一緒に受けていた人と話しながら、、、

「今日、どこ行ってました? 写真100枚とかキツかったですよね!」

 

「ホントに100枚撮ったんですか? 私たちほとんど遊んでましたよ」

ハイ、私がまじめすぎたようです。

そんなわけで2日目終了です。

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集中講義3日目 @阪大 豊中キャンパス

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長かった集中講義も今日で最終日。再び会場を阪大豊中キャンパスに戻して授業開始です。

3日目もグループワークです。

テーマは昨日興味関心を持ったことを1日目の教育法と関連づけながら提案を考え出す、ということでした。

ようやく、何がやりたいか見えてきた。どうやらイノベーションを実際の社会課題に反映させるための思考プロセスを鍛えてるんだろうな、と感じました。

だから最初に無限プチプチくんつぶしが取り上げられ、そんなものではなく、もっと社会課題にフォーカスした思考を持てるようになろう、という考えのもとプログラムだったんだな、と今更ながら思いました。

他のグループワークの進行の兼ね合いもあり、通常1時間ほどの休憩時間は脅威の1時間40分。

一緒に受講しているメンバーとリニューアルオープンした食堂で昼食です。

いやー楽しいですね~

普通の授業でここまで一緒に受けている人と話す機会って無いので……3日目ということもあり、疲れは見えてきていますが、その分信頼関係も生まれてきているようです。

グループワークが終わってからはレポート執筆にかかります。成績評価の関係で書かないといけないとのことです。

3日間で学んだこと、自分が興味のあることについてなどかなり自由なテーマでした。

驚いたのが提出方法でした。ご存じの方も多いかと思われるおなじみのブログサービスの note、これに記事を投稿する、という形式でレポート提出にかえるそうです。

自分のレポートが公開される! そう思うと真剣に書かざるをえません。プライバシー保護の観点からイニシャルのみを書いて出してください、とのこと。

まあ、なにかと風変わりな授業ではありました。

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集中講義 まとめ

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私自身集中講義を受けるのは初めてでした。何よりも大変!

3日間まるっと使うので、体力が必要です。ですが、その分普段は出来ないような体験ができ、そして単位も取れる、というお得さもありました。

京都での自由すぎるフィールドワークには感動しましたね。こういう授業がもっと増えるといいな~と思いました。

今後もフィールドワークのある授業、ゲスト講師の方の授業など、各種変わった授業を取っていきたいと思います。

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