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演劇コミュニケーション~言葉・対話・コミュニケーション~ 【阪大おもしろ授業レポ #7】

「じゃあ、私は研究室にいるので、何かあったら来てください」

「授業とは……」

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【阪大おもしろ授業レポ】とは……?

阪大の選りすぐりのおもしろ授業を紹介していくコーナーです!

大学の授業は大講義室で席に座って先生の話を聞くだけ、、、と思われがちですが、意外とそうでもなかったりします。

阪大には思い出に残るようなおもしろ授業がたくさん眠っています。その魅力をたっぷりとお伝えしていきます。

今回は授業は21時までの残業タイム! 演劇コミュニケーションをお送りします。

さて、冒頭の台詞から受講生が放置されているようにも思えます。どうなったのでしょうか……それではお楽しみください。

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演劇コミュニケーション

今回ご紹介するのは演劇の授業です。

シラバス(授業の内容が書かれたもの)の内容をおさらいしておくと、グループで演劇を1から作り上げて披露する、という授業のようです。

そして、特筆すべきが授業のある時間帯。6・7限です。

大阪大学における6・7限は18時から21時に相当するので、完全に残業の時間帯です。

しかも冬、しかも金曜日ではない。決まって発表の時期はテスト期間にかぶるので、これは地獄が見えてきそうです。

そして私は演劇の専門ではありませんし、演劇部などでもありません。

小学校の時に学芸会で劇をし、高校のときにちょっとだけミュージカルに触れた、それ以外はまったく演劇の経験はございません。

さて、そんな私がなんとかやっていけるのでしょうか。

グループ決め

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おもしろレポシリーズを最初からご覧になってきた方は分かるかと思いますが、この手の授業はたいてい学生の自主活動となり、先生は監督、という位置づけになります。

ということで、初回の授業で簡単な自己紹介とテーマ決め、グループ決めをしたところで、

「じゃあ、私は研究室にいるので、何かあったら来てください」

 

「授業とは……」

はい。この展開です。まあ、先生が見ている前で演劇の内容を決める、というのも進めづらい話でもありますが。

さて、今回の受講者は14名ほどだったでしょうか。7名ほどのグループを2つつくって、ここからは完全グループワークとなり、1から演劇の内容を考えていきます。

今回求められているのは完全オリジナルの演劇です。

何か元にする先品があってそれを元に作り上げていく、というわけではないので、非常に時間がかかります。

初回の授業で「演劇の構造」というものを少し学びました。

演劇はいかに登場人物の会話文だけでいかに自然に情報を観客に与えていくかが重要だそうです。

つまり、中心人物やそれに関わる人の間で情報を自然に共有する必要がある、ということです。

劇中の人物のAさんとBさんはお互いのことを完璧に理解している。これでは対話は生まれません。しかし、そこにBさんの知り合いのCさんが出てきたらどうでしょう。CさんがAさんに質問をしたとき、始めて観客にAさんの情報が伝えられます。

分かりにくいですが、おおむねこのシステムでパズルのように登場人物に情報の非対称性を作り、自然に物語を進めていくことが求められます。

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登場人物設定からストーリー設定

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まずは登場人物を設定します。私のグループは7人だったので、7役、そしてそれぞれ全員がメインのキャラにはならないように設定していきます。

このプロセス、めちゃくちゃ難しいです。

 

テーマは与えられているのですが、情報が非対称になるように人物を設定していくので頭を使い、その上グループで作業するので思うように進みません。

結局2週間分(4コマ)を使って登場人物を決定させました。いやーここまででも十分大変だったのですが、ここからストーリー、セリフ、練習までをやりきらないといけません。

登場人物をパズルのピースのように使って、情報が観客に自然に伝わるようにストーリーを考えます。

演劇ってこんなに高度な芸術だったんだと再確認しました。

そして、なんだかんだで決まっていき、ここからはセリフを決めていきます。

通常脚本を書くときは脚本家が1から考えていく、というスタンスを取るのですが、ここはグループワーク、一人に押しつけるということはしてはなりません。

ということで正しいのか邪道なのか分かりませんが、登場人物がアドリブで演じて、それを文字おこしする、という形で作業が進められました。

めっちゃ緊張します。

そんなわけで施行後錯誤の末、脚本ができあがったのでした。

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途中経過報告

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「やり直し」

まあ予想はしていましたが、先生からはこのような言葉が返ってきたのでした。

グループの中では「これめっちゃいい」とか盛り上がっていたんですが、現実は無情なようです。

本番まであまり時間がないので、授業時間外にも出勤して脚本を大急ぎで修正します。

修正をするんですがね、いかんせんこの授業がある期間が冬学期、つまり12月から2月なんですよ。

その時期には大学生は期末試験を迎えるんです。試験の勉強をしながら、夜になったら演劇の練習をする。

多くのサークルがテストに向けて活動を中止しているのに、私たちはせっせと演劇の練習ですよ。

まあ、楽しいからなんてことはないのですが、私の学部である外国語学部は専攻語の単位を一つでも落としたら留年ですからね。

「授業終わったー」

「ごめんねー今から豊中で21時まで演劇なのー」

「???」

こんな感じで期末、すなわち演劇の最終発表が近づいてきたのでした。

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成果発表

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なんだかんだあって、ついに最終発表を迎えました。

メンバーで話し合って何回も修正を加えた脚本を元に、先生ともう一方のグループの前で演劇を披露します。

まあ、無事に終わった、と思いますよ。

これで終わりだーと思っていたら、

「みなさん、どうでしたか? もし演劇についてでもそのほかのことについてでも気になることがあったら何でも聞いてください」

とりあえず質問タイムに入ったようなので、無難な質問が続きます。

そして、気付いたら1時間半以上先生と現代社会の問題点について語り合う授業みたいな感じになっていました。

そんなこともあって、期末テストも演劇の発表も無事に終了しました。

そのあと、せっかく仲良く大変な思いをして演劇ができたので、ということで阪大付近のイタリアンの店で打ち上げを行うことになりました。

みんなでワイワイしゃべり、一風変わった演劇の授業は幕を閉じたのでした。

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言葉・対話・コミュニケーション

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やや短めになってしまいましたが、今回ご紹介した演劇の授業のレポートは以上です。

この授業ではコミュニケーションや対話、そして言葉を一つのテーマとして扱っていたように思います。

演劇を通してコミュニケーションを学ぶ、グループワークを通してコミュニケーションを学ぶ、そしてその経験を活かして先生に今自分が違和感を抱いていることをぶつける。

そんな感じで言葉の扱い方、人との関わり方とそれに関わる社会問題や人間関係にまでテーマが広がっているように感じました。

とにもかくにも、夜遅く大変な授業ではありましたが、グループのメンバーで楽しめた授業だと思っています。

グループ主体でできる授業は貴重なので、これからも積極的に取っていきたいな~と思いました。

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